葛飾区 区民事務所で国民健康保険料８６万円余なくなる

東京・葛飾区で、納付されたとみられる国民健康保険料など８６万円あまりの現金と関連する書類が見つからなくなり、区は何者かが持ち去った可能性もあるとみて、警察にも相談しながら調査を進めています。葛飾区によりますと、ことし９月２５日、区民から「金町区民事務所で納付した保険料の督促状が届いた」といった問い合わせが１０件ありました。
その後も問い合わせが相次ぎ、１４日までに、あわせて３２件、８６万８４２２円の国民健康保険料や介護保険料、特別区民税・都民税などの納付に関する書類が、見つかっていないということです。
納付されたとみられる現金も見つかっておらず、区は何者かが持ち去った疑いも否定できないとして、警察にも相談しながら調査を進めています。
葛飾区は、「申し出ている人には謝罪と事情説明を行い、不利な状況にならないように対応します。調査を継続するとともに、区民事務所内のチェック体制を強化します」としています。

NHK 11月15日　15時31分
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20241115/1000111136.html