飲酒運転で女子大学生はねて死亡させた被告に懲役9年 名古屋
引用元: ・飲酒運転で赤信号を無視し、20歳の女子大生を轢き殺した男に「懲役9年」の判決 名古屋 [478973293]
去年、名古屋市の交差点で、飲酒の影響で正常な運転が困難な状態で車を運転し、20歳の女子大学生をはねて死亡させたなどとして、危険運転致死などの罪に問われた被告に対し、名古屋地方裁判所は、「被害者に落ち度はなく、未来へのさまざまな可能性があったのに突然の事故で命を絶たれ、肉体的苦痛や無念さは計り知れない」などと指摘し、懲役9年の判決を言い渡しました。
名古屋市守山区の電気工事業、白坂翔被告(24)は、去年11月、守山区の交差点で、飲酒の影響で正常な運転が困難な状態で車を運転し、赤信号を無視して近所に住む女子大学生の水谷歌乃さん(20)をはねて死亡させたなどとして、危険運転致死と道路交通法違反の罪に問われました。
13日の判決で、名古屋地方裁判所の坂本好司裁判長は、被告がビール7杯以上を飲んで車を運転し、強い眠気にあらがえず、車線をはみ出すなど、正常な運転が困難な状態だったと指摘しました。
その上で「身勝手な判断で、寝落ちをしながら危険な運転を継続した意思決定は強い非難に値する。被害者に落ち度はなく、未来へのさまざまな可能性があったのに突然の事故で命を絶たれ、肉体的苦痛や無念さは計り知れない」などとして懲役9年の判決を言い渡しました。
判決のあと、裁判長は被告に対し、「『罪を償っていきたい』と発言していたが、これまでの姿勢から罪の大きさを重く受け止めている様子は見られない。未来ある若者を死なせてしまったことに向き合い、一生をかけて償う気持ちを忘れないでほしい」と述べました。
コメント