船井電機は21年5月に出版などを手がける秀和システムホールディングス(HD)に買収され、非上場となった。テレビ事業の不振により営業赤字が常態化していた中、創業家が会社を再成長させられる経営者を探し、秀和の代表取締役の上田智一氏が選ばれた。
船井電機の社長に就任した上田氏は「事業の多角化」を掲げ、23年4月に全国で脱毛サロンを展開する「ミュゼプラチナム」を買収。しかし、約1年後の24年3月にミュゼを売却している。これ以降、不可解な事柄が浮かび上がってくる。
5月から役員の入れ替わりが相次ぎ、「従業員すらよくわからない人物が入ってきていた」(帝国データバンク担当者)。9月にはミュゼの広告代金約22億円の未払いが発覚し、同27日には上田氏が社長を退任した。9月末時点ですでに原材料の仕入れ代金が支払えず、工場の操業が停止していたという。
破産申立書では、持ち株会社を経由したミュゼなどへの貸し付けで、船井電機から約300億円の資金が流出したとしており、これが破産の要因になったとみられる。ミュゼ買収を巡っては、横浜幸銀信用組合(横浜市)から資金が貸し付けられている。一方、秀和による船井電機の買収資金の一部はりそな銀行が貸し付け、船井電機の預金が担保となっており、今年5月に回収されている。
根本的な問題として日本の企業が安すぎることがある。船井電機には買収額を上回る約347億円の現預金があったとされている。つまり、買収すればそれだけでもうかってしまう。これでは買収側は経営を再建する必要性がない。(船井側は)株価を上げる努力をもっとしなければいけなかったし、現預金を事業の芽を育てる投資に回しておくべきだった。
詳しくはこちら(抜粋)
https://news.yahoo.co.jp/articles/efedd78ed9aabab0857314aaf8073ba458675bbc
引用元: ・【世界のFUNAI】船井電機破産、不可解な資金の流れ 出版社が買収後、現預金ほぼ枯渇…根本的な問題として日本の企業は安すぎる
ヒゲヅラは大抵ろくでもない
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