松本人志、文春と電撃終戦「松本さんが、芸能界での早期復活を考えた末の結論でしょう」　若狭勝弁護士の見解

女性２人に性的行為を強要したとする「週刊文春」の報道で名誉を毀損（きそん）されたとして、人気お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志（６１）が、発行元の文芸春秋側に計５億５０００万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求めた訴訟が８日、原告、被告双方の同意により終結した。

松本が訴えを取り下げ、両者の代理人弁護士が連名で「裁判を終結しました」と報告した。金銭のやり取りはないという。

元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士は、松本と文春の裁判終結について「松本さんが、芸能界での早期復活を考えた末の結論でしょう」と指摘した。

若狭氏は、「和解」ではなく、松本側の「取り下げ」だったことに注目。

「両者の意味合いは違う。『取り下げ』は裁判自体をなかったことにするということ。『和解』は訴訟が続いているなかで両者が解決したということですから」と説明。「和解であいまいにしたと世間に思われるのを嫌った文春側が、やや主導権を持って話し合いを進めた結果なのかなと思う」と述べた。

また松本側が物的証拠がないとコメントしたことには「取り下げても、訴訟自体には意味があったとはっきり説明したかったのでしょう」と分析。

参加女性へのお詫びについては「文春側との合意条件の１つだったのでは」と推測した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9e160faab7516278c987f0c002df00c3f00aee2d

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