[ 2024年11月7日 04:00 ] スポニチ
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「ぼくは将棋で世界をえがく 藤井聡太ものがたり」(世界文化社)の表紙 Photo By 提供写真
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将棋の藤井聡太王将(22)=7冠=が自らの半生を初めて絵本にした「ぼくは将棋で世界をえがく 藤井聡太ものがたり」(世界文化社)を7日、発売する。
5歳で出合った将棋での思い出、14歳2カ月で史上最年少の棋士になり、年齢差62歳の加藤一二三・九段とのデビュー戦から史上最長の29連勝を達成。17歳11カ月で史上最年少タイトルの棋聖を獲得した。
また昨年10月には21歳2カ月で全8冠を独占した。それらの記録の数々を藤井からのインタビューを元に、色彩豊かな絵と合わせて一冊にした。
王を動かす原寸大の右手の写真や子供の頃に好きだった遊び、好きな駒、プレッシャーとの向き合い方についても回答。どうして強くなれたのかという、本質的な問いにも答えている。
同社は発売のきっかけについて、「幼い頃に好きになったことが困難を乗り越える勇気をくれる」をテーマに絵本の題材を探したところ、藤井の存在が浮上したという。(※中略)
母から定跡本を読んでもらいながら棋譜並べをしたエピソード、友達と遊んでいても将棋教室の時間になると切り上げて教室へ向かったという。
藤井は読者へのメッセージとして「将棋の たいきょくでは 2日かけて ずっと しょうぶを することも あります。『どうして そんなに ながい じかん、ずっと かんがえて いられるの?』と きかれることが ありますが、ただ むちゅうになって いるうちに じかんが たってしまうのです。おもしろくて かんがえて いるうちに しゅうちゅうりょくが たかまっていくのだと おもいます。やっぱり なにか むちゅうになれることを みつけることが しゅうちゅうするための いちばんの ちかみちなのだと おもいます。みなさんにとって むちゅうになれる ものを 見つけてくださいね。藤井聡太」と記している。
引用元: ・【将棋】藤井聡太王将、半生を自身初の絵本化「ぼくは将棋で世界をえがく」7日発売 読者へのメッセージも公開 [湛然★]
将棋マンガの最高傑作
堂上まさ志「燃えろ!一歩(いちふ)」
母一人子一人の主人公・一歩少年は小学校低学年で奨励会に入り、
絶対に勝てる究極の戦法「完全将棋」を生み出す。
ライバルや先人を次々に破り名人戦を迎えるが、母親が危篤に。
ところが周囲はそれを隠したため一歩少年は知るよしもなく名人戦に臨む。
勝利し喜び勇んで古郷に戻るが、母は息をひきとった直後だった。
看取れなかった悔恨から、一歩少年は2度と将棋駒を手にしなくなった…
という、悲しい最後で終わる。
なのに母の墓前で手を合わせるラストシーンでは、
学生服姿に成長した一歩青年が将棋への感謝と良き思い出を語るかのように清々しい笑顔をしていて、「大いなる肯定論」で締めくくられる。
それは、「完全将棋」が存在すると競技が成り立たなくなるので引退し封印した、「ソクラテスの態度」から来るものなのか?
母の死と将棋の死を背負ってしまった一歩青年から、ズシリと重くて深い読後感が残る名作!
表紙に「おはなし 藤井聡太、文 山本省三」とあるよ。
金あんだろ
良いことは書いてある
これを見つけられたら、それだけでもう人生の勝利者
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