【翔の字】酒車カスの裁判。遺族の父「娘の生きた20年刑務所入れ」被害者80歳なら80年でok

「歌乃の生きた20年と同じ20年、刑務所で罪を償ってください」6日に名古屋地方裁判所で行われた裁判で、こう力を込めたのは大学生だった水谷歌乃さんの父親です。

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水谷さんは去年11月に名古屋市守山区で横断歩道を渡っていたところ、酒を飲み赤信号を無視して走ってきたワンボックスカーにひき逃げされ死亡しました。

車を運転していた白坂翔被告（23）は、これまでの裁判で酒を飲みひき逃げしたことは認めた一方、「一つ手前の交差点までは記憶がありました」などと話し、正常な運転が困難だったとする起訴内容の一部を否認しています。

6日の裁判で検察側は「30分間にわたり居眠りを繰り返すなど危険な運転」として懲役13年を求刑。

一方、弁護側は「危険運転致死罪の中でも軽い部類の刑事責任」などと主張しました。判決は11月13日に言い渡されます。