アマゾンの原発利用に米当局が待った-AI電力調達の戦略見直し迫る
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c3230708f4303346e8ecbc9c1013b4e73dba1c2
引用元: ・【悲報】Amazonの原発利用に米当局が「待った」 過度なAI競争によって電気代が高騰する懸念 [323057825]
米アマゾン・ドット・コムがペンシルベニア州で原子力発電所から電力供給を受ける計画に米規制当局から待ったがかかった。
大規模な人工知能(AI)向けデータセンターの稼働に必要な電力の迅速確保を目指す大手テクノロジー各社は戦略の見直しを迫られそうだ。
米電力会社タレン・エナジーは、同社のサスケハナ原発から一部電力をアマゾンのデータセンターに供給する案について米連邦エネルギー規制委員会(FERC)に承認申請を提出していたが、同案は1日に却下された。
今回却下された案件を巡っては、「ハイパースケーラー」と呼ばれる大規模データセンター運営事業者の間で、
数年を要する発電所や送電網の新設を待つことなく、早期に電力供給が得られる手段として期待されていた。
AIの急速な進化に伴い、データセンター用に膨大な電力の確保が急務になる中、FERCの決定で障壁が生じることになる。
炭素を排出しない原子力発電が、将来的に必要なエネルギーの供給を助ける可能性はあるものの、
現時点では、早期稼働が見込みにくい新しい原子炉からの電力供給を待たねばならないとの見方が強まっているようだ。
中略
FERCは今回の案件を反対2、賛成1で却下することを決定。
反対票を投じたフィリップス委員長は、大規模データセンターの性急な建設が、老朽化したインフラや異常気象によってすでに逼迫(ひっぱく)している電力網に負荷を与えるとともに、
家計やその他の事業分野への多大なコスト転嫁につながりかねないという重大な懸念があると説明した。
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