【悲報】今年の新米、業者によって取り合いの事態に　価格高騰収まる気配なし

【写真を見る】コメの品薄状態解消も…価格は高止まり 「取り合いすごく値段で負けた」集荷競争の影響続く

大分市府内町にある「山川米穀店」。県内の農家や業者から仕入れたコメを業務用や一般向けに販売しています。

（山川米穀店 山川富弘さん）「すべて今は大分県産のコメばかりです。新米ですね」

コメを巡っては、この夏全国的にスーパーなどでコメの品薄状態が続き、価格が高騰。「令和のコメ騒動」とも言われました。

9月以降、新米の出荷により品薄不足は解消されていますが、コメの高値が続いています。
農林水産省によりますと、今年9月末時点の新米の販売価格は、60キロあたり2万2700円で、去年9月の1万5291円と比べておよそ1.5倍高くなっています。

その理由について山川さんは、肥料の高騰に加え、業者による集荷競争が続いていると話します。

（山川米穀店・山川富弘さん）「大分の場合は福岡の業者と取り合いがすごかったと思います。いつも買っている農家がくれなかった。
『なぜくれないの?』と言ったら福岡に取られていて…値段で負けたんです」