帝国データバンクの調査によると、漬物店の倒産、休廃業、解散が過去最多ペースだという。後継者不足、原料費の高騰、需要の低下など日本の伝統食には厳しい時代となったが、漬物にはもうひとつ、法改正という苦難が追加されている。
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気候変動による不安定になった野菜の価格、高齢化、消費量の低下(20年で3割減)、海外産原材料に頼っているところでは円安、調味料、人件費、輸送費、資材費などのコスト高により収益が圧迫されている。これらは漬物業界に限らない問題だが、漬物には今年6月に施行された改正食品衛生法の追い打ちがある。
漬物製造の許可を得るには、床、壁、天井が洗浄消毒が簡単にできる区画を住居とは別に設け、肘で操作できるレバー式の水栓で手洗いができる流水式手洗い設備や、食材を流水で洗う設備を別に設けるなど、漬物作りの場を衛生的な工場化しなければならない。地元のおばあちゃんが代々受け継がれてきた木の樽で手作りした漬物の販売は、事実上禁止されてしまったわけだ。
故郷の味を守ろうと補助金を出す自治体もあるが、道の駅や直販所では漬物製品の入荷が途絶えるケースもあるという。「地域ごとに特色のある漬物文化の衰退や規模縮小が懸念される」と帝国データバンクは指摘している。
2024.10.29 17:45
日本の伝統食が存続の危機 法改正も追い打ちに
https://forbesjapan.com/articles/detail/74181?read_more=1
引用元: ・自民党に殺される!法改悪で日本の漬物文化が壊滅の危機 [454228327]
WHOにも発ガン性の疑いとか言われてるし
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