【研究】米国退役軍人医療制度におけるファイザーのコロナワクチンの有効性、XBB株 50～61％、JN.1株 24～35％、2023年9月25日～2024年1月31日・・・株の一致が重要である

XBB.1.5適応ワクチンのJN.1関連エンドポイントに対する有効性を評価するデータはほとんどありません。

米国退役軍人医療システム内で実施されるこの全国的なテスト陰性症例対照研究は、COVID-19による入院、救急科または緊急治療室の受診（ED/UC）、
外来受診に対する、いかなる種類のXBBワクチンも接種しなかった場合と比較したBNT162b2 XBB.1.5適応ワクチンのワクチン有効性（VE）を推定することを目的としています。

2023年9月25日から2024年1月31日までの間、すべての結果において、JN.1優勢期間中の有効性は24～35％、XBB優勢期間中の有効性は50～61％でした。

ワクチン接種後60日以内のJN.1期間のVEは、入院に対して32%（95%信頼区間3-52%）、ED/UC受診に対して41%（23-54%）、外来受診に対して31%（1-52%）でした。XBB期間の対応するVEは、設定別にそれぞれ62%（44-74%）、52%（37-63%）、50%（25-66%）でした。

ここでは、COVID-19ワクチン接種の公衆衛生への影響を最大化するために株の一致が重要であることを示しています。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39488521/

SARS-CoV-2ウイルスによって引き起こされる新型コロナウイルス感染症（COVID-19）は、発生から4年以上経った今でも、世界的に重大な健康課題を引き起こし続けています。

COVID-19は依然として世界中で毎年数十万人の死者を出しており、数百万人の生存者が急性COVID-19の後に長期的な後遺症に苦しんでいます。

https://www.nature.com/articles/s41467-024-53842-w

【ワクチン分科会】JN.1対応ワクチン了承‐今年度のコロナ定期接種
https://www.yakuji.co.jp/entry113216.html