2024年10月29日 07時00分 ハードウェア
アメリカ著作権局はデジタルミレニアム著作権法(DMCA)の例外規定を3年ごとに見直しています。
2024年10月28日に発表された第9回例外規定見直し報告書では、「マクドナルドのアイスクリームマシンを含む業務用食品調理機器」を一般市民が修理することが合法となりました。
(PDFファイル)Exemption to Prohibition on Circumvention of Copyright Protection Systems for Access Control Technologies
https://public-inspection.federalregister.gov/2024-24563.pdf
Victory Is Sweet: We Can Now Fix McDonald’s Ice Cream Machines – iFixit
https://www.ifixit.com/News/102368/victory-is-sweet-we-can-now-fix-mcdonalds-ice-cream-machines
アメリカ合衆国法典第17編第1201条に成文化されているDMCAでは、著作権で保護された書籍や映画、ゲームやコンピュータソフトウェアなどの著作物への不正アクセスを防止するために使用される
「技術的手段」を回避することを、一般的に違法としています。しかし、技術的手段の回避を禁止することが、特定の種類の著作物を侵害のない方法で利用するユーザーの能力に悪影響を及ぼす可能性も考えられており、
そのようなユーザーに対する禁止の免除を検討するために、3年に1度例外規定を見直しています。
第9回例外規定見直しの争点の1つが「修理する権利」です。修理する権利とは、「スマートフォンなどの電子機器の修理を行えるのはメーカーだけである」
という状況は独占禁止法に違反している疑いがあるとして、修理業者や消費者自身が修理可能なように法律的制限および技術や道具を開放すべきという考え方。
2023年7月1日からニューヨークで法制化されたり、2024年4月23日に欧州議会が採択したリ、AppleやGoogleが支持を表明したりと、広く普及しつつあります。
この修理する権利に関してしばしば話題に挙がるのが「マクドナルドのアイスクリームマシン」です。アメリカのマクドナルドにおいてアイスクリームは全商品の中でも高い人気を誇りますが、
アイスクリームマシン故障状況を記録するサイトによると、記事作成時点ではアメリカの店舗の14.72%でアイスクリームマシンが壊れており、ニューヨークに限ると32%の店舗で故障しているそうです。
この原因には「特定の修理業者のみが修理可能で、店舗側の修理は不可能」という修理する権利が関連しており、過去にはアメリカの連邦取引委員会が調査に乗り出しています。
https://gigazine.net/news/20241029-fix-mcdonalds-machines/
続き
引用元: ・ついにマクドナルドのアイスクリームマシンを自力で修理可能に
知らなかった
乳成分が云々とかアイスクリームの定義でいちゃもん付けるんじゃ無いならあるよ、と
でも、ソフトツイスト(ソフトクリーム)という不思議な名称で通してるから
写真付きのメニューじゃないと気付かないと思うわ
「抹茶」「ごま」「ケチャップ」「やまわさび」なんかの味を売りたがるだろ
コメント