沖縄タイムズ「国民審査対象の最高裁裁判官　辺野古訴訟で沖縄県側の訴えを退けたのがこいつです」

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国民審査対象の最高裁裁判官6人　うち2人は沖縄関連訴訟を審理　辺野古代執行や高江を巡る判断を紹介　「憲法の番人」と呼ばれる最高裁の裁判官がその職にふさわしいかを国民が判断する「国民審査」が、２７日投開票の衆院選と同時に実施される。今回は裁判官１５人のうち６人が審査対象で、うち２人が過去に５件の沖縄関連訴訟に関わっている。１人は辺野古新基地建設の代執行を巡る訴訟で、県側の上告を退ける決定に加わった。国民審査の判断材料として、最高裁裁判官と沖縄との関わりを本紙が調べた。（社会部・城間陽介）

国民審査の対象は最高裁長官の今崎幸彦氏（６６）をはじめ、尾島明氏（６６）、宮川美津子氏（６４）、石兼公博氏（６６）、平木正洋氏（６３）、中村慎氏（６３）の６人。そのうち沖縄関連の裁判に関わったのは宮川、尾島両氏だった。

弁護士出身の宮川氏は第１小法廷所属。辺野古新基地建設を強行した国の代執行を巡る訴訟と、大浦湾のサンゴ類の特別採捕許可を巡る訴訟で県の上告を…