https://www.sankei.com/article/20241020-QJ4BXSZCWJCWHOLLVPXMONUCA4/
2024/10/20 14:10
奥原 慎平
衆院東京15区に立候補した共産党新人の小堤東氏、無所属新人の須藤元気氏、立憲民主党前職の酒井菜摘氏、自民党新人の大空幸星氏、無所属新人の金沢結衣氏
27日投開票の衆院選東京15区には、4月の同区補欠選挙に出馬した若い候補が再挑戦する姿も目立っている。この補選では、候補者の多くが公職選挙法違反罪で幹部が起訴された政治団体「つばさの党」陣営に罵詈雑言を浴びせられた。そのためか、今回の選挙は互いの活動に敬意を示す言葉があちこちで聞かれた。
金沢氏「報われる社会」初心は今も
「追いかけられた場所をみると、(つばさの党騒動を)ちょっと思い出す。本当に怖い思いをした人がたくさんいた。政治不信がほかの選挙区と比べて大きいのに、そこに選挙妨害…今回、安心安全に選挙演説を聞けるような状況になったことは、まずはよかった」
15区に無所属新人として立候補した金沢結衣氏(34)は、日本維新の会の候補として臨んだ補選で、つばさの党陣営から執拗に追いかけられた経緯を振り返りながらこう語る。
5年近く街頭演説を重ねてきた金沢氏。17日午前には、東京メトロ門前仲町駅前でビラを配っていた。相手の目を見ながら、一枚一枚丁寧に手渡すよう心がけている。維新の選挙カーが通り過ぎると、互いに手を振った。令和2年に維新の東京15区支部長に就任したが、10月に離党届を出した。「反対があっても、国民のためになると思ったら貫き通す熱量がだんだん失われていった」と感じたためだ。
2時間かけて朝のビラ配りを終えた金沢氏は、1人で近くの富岡八幡宮に向かうと、政治団体「日本保守党」の幹部らと一緒になった。新嘗祭の式典に参列するのだという。
金沢氏は神社仏閣巡りが趣味で、維新の支部長就任以来、参列を欠かさない。同区選出の自民党議員も相次いで逮捕されたことで、今回の候補者で参列しているのは金沢氏だけになった。
今は事務所の経費の工面などに苦労しつつ、活動はボランティアに支えられている。「仕事も教育も頑張っている人が報われる社会にしたい」という政治家を志した動機は今も変わらない。5年たって、支援者らの声援に応えないといけないとの思いも高まっている。
先の補選では、保守的の参政党と日本保守党の候補の得票率が合わせて19%に達した。当時は自民が公認候補を出さなかったことも合わせ、今回の同区の選挙では保守票の行方がどうなるかにも注目が集まっている。
須藤氏「練習の仕方で試合は変わる」
「目標は究極的に世界平和の実現だ」
16日午後7時半過ぎ、東京メトロの東陽町駅前。全国から駆け付けたボランティアスタッフらとビラを配っていたのが元格闘家の無所属新人、須藤元気氏(46)。キラキラ光るネオンのタスキがトレードマークだ。
参院議員、総合格闘家、書家、レスリング部監督、ダンサー、俳優、調理師、利酒師…さまざまな肩書を持った須藤氏には写真撮影を求める人が相次ぐ。
須藤氏は9人が立候補した4月の補選で2位となり、存在感を示した。敗北した翌日から街頭演説を再開し、電飾を施した電気自転車で選挙区内を走り回ってきた。
「練習をいかにやってきたかで、試合の結果は変わる。今は試合だ」と力を込める。
「政治とカネは結局、選挙制度の問題だ。選挙でお金を使えば、得票数も伸びるような政治を終わらせる。選挙にお金をかけない制度ができれば、政治とカネの問題もクリアになるはず」と述べ、自らも選挙費用の削減に努めている。電気自転車のバッテリーは切れっぱなしだという。
4月と比べ、ビラを受け取る確率も上がっているという。「お金をかけなくてもドブ板をやって、足りない部分は元気でカバーすればいい。やれることはやってきた。疲れているけど、すがすがしい気持ちだ」と語った後、自転車「元気号」で去っていった。
「この国を良くしたい思いは同じ」
4月の補選ではつばさの党陣営が威圧的で乱暴な言葉遣いで相手候補を罵倒した。今回出馬した5人の候補はいずれも主義主張は異なるものの、互いの活動に敬意を払っている。
(中略)
東京15区には、4月の補選を制した立憲民主党の前職、酒井菜摘氏(38)、共産党の新人、小堤東氏(35)も立候補している。(奥原慎平)
※全文はソースで。
引用元: ・衆院東京15区、補選の「つばさの党」選挙妨害踏まえ選挙戦様変わり 保守票の行方も注目 [少考さん★]
うるさい代
残念
デモに参加してたと勘違いされてるのがちょっとかわいそう
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