横綱2人は重複不可避
東の横綱は、不動である。明大の遊撃手・宗山塁は2年生だった2022年秋に「今年のドラフトでも1位指名確実」と、すでに複数のプロ関係者は最大級の評価をしていた。1年後、23年秋もその流れは変わらず、24年に待望の解禁年を迎えた。
1年春の途中から、選手層の厚い明大で遊撃のレギュラー。なぜ、定位置をつかんだかと言えば安定した守備力があったからである。場数を踏んでいく中で、打撃センスも磨かれ、安打量産。3年秋までに東京六大学リーグで94安打を放った。
明大・高山俊(24年はオイシックス新潟在籍)の持つ131安打の連盟記録更新が期待された。ところが、主将で迎えた2月末のオープン戦で、右肩甲骨骨折で離脱。全治3カ月の診断も、驚異的な回復力で開幕には間に合わせたものの、3カード目を迎える前のオープン戦で右手中指第一関節を骨折。残る8試合を欠場し、チームもV逸と不本意なシーズンを過ごした。5試合で4安打。記録更新への挑戦も事実上、消滅してしまった。
治療に専念し、夏場はもう一度、体を作り直し、この秋はレベルアップして神宮に戻ってきた。慶大1回戦ではリーグ史上34人目の100安打を達成し、同2回戦では通算10本塁打。軽快な遊撃守備もさらに精度が増し、何度もスタンドの観衆をうならせた。ドラフトへの最終確認に訪れたNPB関係者も、神宮のネット裏スタンドで安堵の表情を見せていた。あとは指名するか否かの判断を迫られている中で、10月11日、宗山の出身地である地元・広島が1位指名を公表。今後も増える可能性は十分にある。
今年の2月14日には、井端弘和監督が指揮する侍ジャパントップチームに、大学生4人の1人に選出(チーム合流後に右肩甲骨骨折が判明し、3月上旬の欧州代表との強化試合は欠場)。かつての名遊撃手・井端監督はNTT東日本コーチ時代から宗山の野球センスに着目し、気にかけてきた。プロも認める超逸材だ。
過去のドラフトにおける最多競合は8球団(1989年の新日鉄堺・野茂英雄、90年の亜大・小池秀郎)。好投手は毎年のように出るが、将来のチームの顔となる宗山のような遊撃手はなかなか出てこない。「20年に一人」と言われており、競合覚悟で入札に踏み切る価値は十分にある。
西の横綱は関大の154キロ左腕・金丸夢斗だ。投手補強を最優先とする球団が注目している。数字は正直だ。4年春までに関西学生リーグ224回2/3で39四死球、294奪三振。安定したパフォーマンスを発揮するのは、ベンチとしてはこの上ない安心感がある。今春は腰の骨挫傷でシーズン途中離脱し、リハビリを経て、秋は救援で実戦復帰した。1年目から先発ローテーションとして計算できるだけに、複数球団が重複することはほぼ確実だ。
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引用元: ・【2024ドラフト番付】好遊撃手・宗山塁(明大)に要注目! 1位入札は史上最多タイ8球団も!? 154キロ左腕・金丸夢斗(関大)も競合必至 [ネギうどん★]
せいぜい、二岡クラスだろ
充分すごい
リスク冒して複数競合のクジ引いても外れるだけ
競合するほど箔が付く
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