「こんなすばらしい政治家を押し上げなくてどうするのか」。高市氏が17日、東京都八王子市の街頭演説で持ち上げたのは、裏金事件を受けて自民を非公認になった前職の萩生田光一氏(東京24区)だ。
萩生田氏は、党政調会長や経済産業相などを歴任し、旧派で「5人衆」と呼ばれた実力者の一人。しかし、今回は無所属での出馬となり、立憲民主党の野田佳彦代表が「象徴区」として第一声の場所に選ぶなど、厳しい戦いを強いられている。
高市氏は15日の公示以降、同じく非公認となった小田原潔氏(東京21区)、細田健一氏(新潟2区)らの応援にも駆け付け、陣営から「高市氏が頼みの綱だった」と感謝の声が上がっているという。選挙期間中の応援要請は120件を超え、現在も「どんどん増えている」(周辺)状況だ。
高市氏の動向について、党関係者は「苦しんでいる人を助けて仲間を増やし、『次』に備えようとしているのだろう」との見方を示す。9月の総裁選では、議員票の比重が増える決選投票で石破茂首相に競り負けた。高市氏にとって党内の仲間づくりは最大の課題だ。
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引用元: ・自民・高市早苗氏、裏金候補を精力的に支援「こんなすばらしい政治家を押し上げなくてどうするのか」 [Hitzeschleier★]
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