ダークスーツで背筋をピンと伸ばし、「おはようございます」「ありがとうございます」と通勤・通学客にひたすらお辞儀を繰り返す。
その姿を遠巻きに撮影する報道各社の記者とカメラマン。
それとは別にSNS発信などで斎藤をサポートするスタッフが5人ほどいる。
3年前の前回選挙にも関わった神戸・阪神間の若手経営者らのほか、今回新たに加わった人もいるという。
「たった一人、ゼロから出直し」と斎藤本人は強調するが、告発文書問題が連日報道されて知名度は高まり、批判を浴び続けたことで、逆に「応援したい」という声も出てきている。
斎藤に声をかけ、握手を交わしていく人も少なくない。
そのうちの2人に話を聞いた。まず22歳の男子学生。
「(斎藤に対する)メディアの批判は過剰だし、百条委員会(県議会の文書問題調査特別委員会)も全部見たけど、報道と違うと感じるところもあった。
県庁内でいろいろ(抵抗が)あったのかな、と。斎藤さんは若者・Z世代応援をかなりやってくれていた。評価するべきところは評価したい。3年前も投票した者として、ちゃんと最後まで追わないと、と思っています」
50代の主婦は、斎藤の活動を伝えるX(旧ツイッター)のアカウントで駅立ちの場所を知り、一言かけたくて神戸市内から電車で駆けつけた。
「味方が一人もおらず、どれだけ誹謗中傷を浴びても真摯に対応されている。お辞儀や話し方などの所作からも信頼できる方だと思います。これまでは政治に興味がなく、斎藤知事が何をしたかも知らなかったけど、今回いろいろと学びました。やっぱり改革しようと思えば、抵抗勢力は必ず出てくるものだし、もう少し丁寧に進めればよかったのかな、と」
前回知事選は別の候補者に入れたという。
吉村洋文・大阪府知事が斎藤を応援するのを見て、「兵庫が大阪の言いなりになるイメージがあったから」。
だが、一連の文書問題で認識が変わった。
「百条委でも事実認定がまだだったり、本人が認めていなかったりするのに、報道も含めてとにかく批判しよう、早く辞めさせようと世論を誘導していた。86人の議員全員が不信任なんて、普通あり得ないでしょう。何か組織的な圧力がかかっているとしか思えない」
斎藤一人が矢面に立ち、県議や記者たちから糾弾されている??知事という職責、告発文書への対応の誤り、あくまで自らの責任を認めない姿勢から生じた事態なのだが、百条委や記者会見の「見え方」が呼び起こす判官贔屓もあるのだろう、同様の意見を見聞きすることが増えた。
■ 「涙の記者会見から明らかに空気が変わった」
あるテレビ局の記者は、「涙の記者会見から明らかに世間の空気が変わった。知事がいじめられてかわいそうだという声が大きくなった」と振り返る。
前回選挙で会派を割って自身を担いだ自民党県議らに対し、「申し訳ない」と涙を浮かべた9月11日の定例会見だ。
失職・出直しを表明した同26日の記者会見で、決断の理由に挙げた高校生の手紙もそうだった。
書いた本人が県庁で報道陣の取材に応じ、「テレビで見る知事の姿が苦しそうで、批判だけじゃなく応援している人もいると伝えたかった」と語っていた。
私自身も兵庫県民だが、「知事はまだ若い。長い目で見守り、育ててやるべきだ」「県庁の古いお役所体質が改革派の知事をいびり出したんだろう」といった擁護論を周囲で聞くことがある。
Xでも「さいとう元彦がんばれ」などのハッシュタグを付けた投稿が連日トレンド入りしている。
もっとも、これはネット工作の可能性が大だと指摘されているが。
そうした声の根底には斎藤への同情とともに、公務員やマスコミなどの「既得権益」に対する不信と反感が根強くある。
▽転載ここまで。記事の続きはリンク先でお読み下さい
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/83576
引用元: ・【政治】「なぜあなたは斎藤元彦氏を支持するのか?」失職した兵庫県知事を応援する人に聞いた 公務員やマスコミなどの既得権益に対する不信と反感、そして判官贔屓
そりゃ マスゴミの 兵庫県知事 叩きが
重箱の隅をつくようなものばかりだから
に決まってる。
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