そしてフロアは仕切りで区切らず、隣席との間隔を2メートル以上空けることでプライバシーを確保していました。
3メートル近い高さの天井と窓の外に見える美しい自然が相まって、最高の環境といえました。
また、オフィス内には観葉植物がふんだんに置かれ、ここにもドイツ人の職場の環境に対するこだわりが感じられました。
同僚のステファンは言っていました。
「この環境があるからこそ、良いパフォーマンスを発揮できるんだよね」
「こんな広いスペースで働くなんて、最初は戸惑ったよ」
と私が返すと、ステファンは笑いながら答えました。
「日本出張で見た狭いスペースは、衝撃的だったなあ! でも、ドイツではこれが標準だし、この空間があるからこそ集中できるし、効率が上がるんだよね。自分のスペースが広いと、考える余裕も生まれるからね」
「思考のスケールは作業スペースの広さに比例する」と多くのノート術の書籍が説いていますが、ドイツのオフィスほどそれを実感させられる場所はありませんでした。
創造性が刺激され、高い集中力が維持できるのが自分でもわかりました。
引用元: ・【経済】日本企業のオフィスは「衝撃的だった」世界3位の経済大国・ドイツ人が日本出張で見た「非効率」な光景
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