抜粋
『キングオブコント2024』で大会前から注目されていたのが、審査委員長をつとめていた松本人志(ダウンタウン)の不在の影響だ。
そんな“松本人志不在”の『キングオブコント2024』の審査でもっとも存在感を発揮したのも、飯塚悟志だった。飯塚悟志は、じろう、山内健司(かまいたち)、秋山竜次(ロバート)、小峠英二(バイきんぐ)の他4名の審査員に比べ、自分の好みをあらわした点数を付けていた印象だ。
そんな飯塚悟志の点数の付け方で興味深いところがいくつかあった。
一つめのポイントは、1位から3位までの点数をはっきり分けていること。じろうは1位タイ(96点)がロングコートダディとや団、3位(95点)がファイヤーサンダー。山内健司は1位タイ(95点)がロングコートダディ、ファイヤーサンダー、ラブレターズ。秋山竜次は1位(96点)がや団、2位タイ(95点)がダンビラムーチョ、ニッポンの社長。小峠英二は1位タイ(96点)がや団、ニッポンの社長、ラブレターズ。いずれも点数に重なりがあったことに対し、飯塚悟志は1位から3位までは1点ずつ差をつけた。
(中略)
今回の『キングオブコント2024』のファーストステージはファイヤーサンダーが476点で1位通過したものの、2位通過のロングコートダディ、ラブレターズとはわずか1点差。4位以下も僅差が続いた。近年稀に見る大接戦だった。それだけに飯塚悟志が点数差を明確につけたのは非常に大きな影響が感じられた。もっと言えば、彼の好みにハマるか、ハマらないかで順位が左右されたのではないだろうか。特にファイヤーサンダーの1位通過は、飯塚悟志の98点がかなり後押ししたと言って良いだろう。
これらを踏まえた上でピックアップしたいのが、ニッポンの社長の審査時に話題に挙がった「審査員の好み」という言葉である。
(中略)
この「審査員の好み」がXのトレンド入りを果たした。ただ過去の大会を振り返ると、たとえば2022年大会でも、いぬがキスを繰り返すネタを披露したとき、飯塚悟志は「キスは禁じ手」と指摘するなどした。以前から飯塚悟志は“自分ルール”に則って審査をおこなっており(もちろん全審査員がそうだろうが)、その独自性は今回の点数の付け方、審査の仕方にきっちりあらわれていたと言えるだろう。
「審査員の好み」が出ることは、良い、悪いではくくれない。というよりも「当たり前」のことである。審査員全員が同じ点数、同じ感想というのはまずあり得ないからだ。筆者は9月、ピン芸人のキンタロー。を取材する機会を持った。そこでキンタロー。も「お笑いって好みの世界。おもしろいと感じるものやそのツボって人それぞれ」と話していた。さらにキンタロー。は、そういった好みは賞レースの審査にも出るもので、だからこそお笑いの審査は難しいのだと語っていた。
各審査員がどんな着眼点でネタを見て、どのような点数を付けるのか。「審査員の好み」は、まさに人それぞれ。それが結果としてあらわれるのが賞レースのおもしろさであり、また残酷さでもあると言えるだろう。
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引用元: ・【お笑い】「キングオブコント2024」は東京03・飯塚悟志の採点が結果を左右? 他4名の審査員との明らかな違い [muffin★]
面白くもないし学会員にへばり付いてる寄生芸人だろ
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