人工知能(AI)で作成した被災地の偽写真などが拡散しているほか、被災地にまったく政府支援が届いていないとする主張も流れている。
さまざまなAI作成の偽写真が拡散されている。例えば、赤いライフジャケットを着たトランプ前大統領が膝まで水につかりながら被災地を歩く様子の偽写真や、
救助用ボートに乗り、涙をこぼしながら子犬を抱える幼い子供の偽写真などがSNSで投稿されている。
「米政府の支援が全く届いていない」と主張する動画も出ている。これについては白人至上主義者の団体が作成し、勧誘に使っているという。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によれば、白人至上主義者の団体である「パトリオット・フロント」が被災地でひそかに支援活動を実施しながらデマ用の動画を撮影し、混乱を利用して団体への勧誘を進めているという。
米大統領選まで1カ月を切った。ハリケーン被害に対する対応は選挙の争点にも浮上している。これが、デマの広がりを加速させていると考えられている。
デマは、ハリケーン被害者や救助・支援に携わっている人々の心理的負担を増していると分析されている。ハリケーン被害からの復旧を担う連邦緊急事態管理局(FEMA)のクリスウェル長官は米MSNBCテレビのインタビューで、デマを巡り「被災者の間で恐怖を生み出し、非常に危険だ」と非難した。
FEMAは今回のハリケーン上陸後、デマに反論するウェブサイトを特別に立ち上げている。
今回のハリケーンを巡っては、共和党候補のトランプ前大統領も根拠がない主張を選挙ラリーで述べていると批判されている。
トランプ氏は「(バイデン大統領とハリス副大統領が)ハリケーン被害者向けの災害救援基金を盗んだ。その盗んだお金を不法移民に渡して、選挙で投票してもらおうとしている」などと主張している。FEMAは「災害対応用の資金は転用されていない」と反論している。
トランプ氏に近い共和党のマージョリー・テイラー・グリーン下院議員はバイデン米政権が地球の気候に直接介入する「ジオエンジニアリング(気候工学)」を通じハリケーンを作り出したとの主張をX(旧ツイッター)で展開している。
「彼らは天気を操作できる。それが不可能だと主張するのはばかげた話でウソだ」と述べている。
引用元: ・【米ハリケーンでデマがSNSで続出】人工知能(AI)で作成した被災地の偽写真などが拡散
今、アフリカ、世界最大のサハラ砂漠に川が流れ緑地化してる事を知ってるか?
嘘、捏造、誹謗中傷何でもありかよ
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