そのうえ、旧派で起きた裏金問題に連座していたこともあり、杉田議員の単独立候補は困難との認識を、複数のメディアが報じていた最中のことだった。
「実際、10月7日に杉田議員が所属する自民党山口県連は、杉田議員について党に公認申請を提出したものの、党選対は杉田議員を公認しない方針とされていました。ただ、杉田議員もただ手をこまねいていたわけではありません。“山口のドン”であり、県連を牛耳っている柳居俊学・県議会議長の自宅に何度も“相談”のために足を運んでいました」
と、明かすのは地元紙記者だ。
「杉田さんは、そもそも兵庫県出身で大学は鳥取大学。卒業後は西宮市役所に勤務し、政治家になってからは、みんなの党、旧日本維新の会を渡り歩いています。山口県との接点は晋三元首相しかありませんね。その元首相が亡くなって、身を寄せる場所が県内にはなかったようです。さんに代わる地元のドンにすがったわけですが、袖にされてしまったということですね」
元首相の選挙区補選で当選し、新区割りの影響で林芳正官房長官に選挙区を譲り渡した吉田真司議員も、この柳居議長の“手のひらの上”だという。
「吉田さんは、党内で共有された最初の公認名簿に名前が入っていなかったそうですよ。今年の9月には吉田さんの選対も作られていたので、比例区からの立候補は、県連では織り込み済みだったはず。7日に東京にいたようですが、名簿に名前がないと聞いて、吉田さんは8日に慌てて地元に戻っています。そもそも、県連から党に対して公認要請が出ていなかったそうです。『出るんだよね?』と県連から本人に一声かけてあげればいいはずなのですが……意地悪ですよね」(同前)
この“意地悪”の背景には、先の総裁選が関係している。
「県連関係者によれば、総裁選で吉田さんが小林鷹之さんの支持に回ったことが柳居さんの逆鱗に触れたようです。山口県連としては当然、地元の林芳正さんを推したかったはずです。勝手な行動をした吉田さんにお灸をすえたということでしょう」(地元紙記者)
杉田議員は来夏の参議院選挙で自民党の全国比例の公認を目指すというが、公認を受けられるか不確かな状況だ。
「杉田さんは山口県連にとってはあまり関係のない人ですからね。さらに、吉田さんも今回公認されたとはいえ、比例中国ブロックの名簿順位でどこまで優遇されるかは不透明です。通常であれば、林氏に選挙区を“譲った”わけなので優遇されてしかるべきですが、怪しい状況です。
杉田さんは元首相、吉田さんは昭恵さんのプッシュというどちらも“チルドレン”ですが、かなり悲惨な末路が待っていそうです。そもそも派議員がパージされている現状で、誰も救いの手を差し伸べてくれることはないでしょう」(政治部記者)
10/11(金) 18:25配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2b3a8510c00f94d097e7d85c0bb4ddbf7098af5
引用元: ・【自民党】杉田水脈議員がすがるも袖にされた“山口のドン”、不出馬表明でわかった「安倍チルドレン」の悲惨な末路 [樽悶★]
尾身と上杉も道連れらしいな
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