「電話に出るのが怖い」という理由で退職する若手社員が増えている。公認心理師で産業カウンセラーの大野萌子さんは「私が話を聞いた新入社員は、電話をしているところを同僚に聞かれたくなかったからか、廊下や非常階段に移動して通話をしていた。上司から電話対応を怒られたことがトラウマになり、着信音がなっただけで動悸が止まらなくなるケースもある」という――。(第1回)
※本稿は、大野萌子『電話恐怖症』(朝日新書)の一部を再編集したものです。
■友人への連絡で電話を使う若者は1%しかいない
「電話恐怖症」の人が増えてきた、と言うと、同意されることが多くなりました。
2019・20年度卒の社会人を対象にしたマイナビの調査では、友人と連絡するときに電話を使う人がわずか1%しかいないという驚きの結果が出ています(2020年卒マイナビ大学生のライフスタイル調査)。
ちょうどミレニアル世代(1980年代前半~1990年代半ば生まれ)に当たる彼らの連絡手段は、LINE、メッセンジャー、ショートメッセージ、ダイレクトメッセージなど。つまり文字ツールが主体です。そこで、私が近年経験した電話恐怖症のケースをいくつか紹,介します。いずれも、対象者は対人恐怖症などを含め、普段コミュニケーションに特段の不都合を感じていない人たちです。
ケース1 給湯室から打ち合わせしてきた新入社員
最初のケースは、電話ではないものの、電話恐怖症の人にありがちな心理状態を示す例を紹,介します。ある企業と打ち合わせをしているさいに遭遇しました。新入社員の研修の依頼があり、責任者とメールで何度かやりとりしたあと、詳細をつめるために、現場の担当者とオンラインで打ち合わせをすることになりました。
担当者は会社に入ったばかりの新入社員で、新人の立場から次年度の研修をサポートするということでした。約束の時間、その方が私のパソコンにつないできたのですが、背景を見て驚きました。明らかに給湯室だったからです。
■電話で話すところを聞かれたくない
以下ソースで…
https://news.yahoo.co.jp/articles/fbbd0b9e6c858f1a6f40390e550e9204a2a78439
引用元: ・着信音だけでムリ…「電話に出るのが怖いので退職します」若手社員に急増する電話恐怖症の知られざる実態 [114497724]
慣れの問題か
Z同士でも馬鹿にされるんじゃないの?
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