TBSテレビ
2024年10月2日(水) 16:52
無痛分娩などで使用される麻酔薬が全国的に不足しています。医療現場からは影響を心配する声が上がっています。
静岡県浜松市にある産婦人科クリニック。月に50件ほどのお産を受け入れています。このうちおよそ2割が麻酔で陣痛を緩和する「無痛分娩」だといいます。
12月に出産予定の女性も「無痛分娩」を希望。しかし…
木村産科・婦人科 木村聡 院長
「(無痛分娩で)硬膜外麻酔のときにはアナペインっていう薬を使っている。アナペインが製薬会社の工場の関係で出荷停止になっている」
アナペインという局所麻酔薬の供給が不安定になっているのです。
11月出産予定の女性
「妊娠前から、痛みとかに弱いので無痛はそのときから希望していて。当たり前にできると思っていたので、覚悟というか」
国内で「アナペイン」を販売しているのは「サンド社」1社のみ。製造所を海外から国内へ移す際に設備の不具合が発生し、6月から限定出荷が続いていますが、出荷量が回復する見通しは立っていません。
濃度や量が異なる製品によって違いますが、こちらのクリニックで使っているアナペインの出荷予定量は通常の半分以下にも落ち込みました。(7月時点)
引用元: ・【社会】 「次いつ入ってくるかわからない」無痛分娩に影響も… 1社製造の局所麻酔薬「アナペイン」設備不具合で出荷制限
小林製薬かよ
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