【MLB】山本由伸、“PO開幕投手”に急転抜擢　編成トップ明言…ダルビッシュとの投げ合いは幻に

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地区シリーズ第2戦の先発が明言されていたが…第1戦に変更
ドジャース・山本由伸【写真：ロイター】

　ドジャースの山本由伸投手が5日（日本時間6日）のパドレスとの地区シリーズ第1戦に先発することで変更になった。アンドリュー・フリードマン編成本部長が3日（同4日）、本拠地・ドジャースタジアムで報道陣の取材に応じ、「ヨシが1戦目、ジャック（フラハティ）が2戦目に登板する」と明らかにした。

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　山本は6月16日（同17日）に「右肩腱板損傷」で負傷者リスト（IL）入りし、9月10日（同11日）に復帰。メジャー1年目の今季は18先発で7勝2敗、防御率3.00。90回を投げて105奪三振、WHIP1.05の成績を残した。レギュラーシーズン最終戦となった9月28日（同29日）の敵地・ロッキーズ戦後の取材で、地区シリーズ第2戦に先発することが明かされていたが、直前になって変更になった。第2戦はジャック・フラハティ投手が先発する。

　またこの日、MLB公式ではダルビッシュが第2戦を先発することが記載された。山本とダルビッシュの投げ合いが実現していれば、プレーオフでは史上初となる日本人同士の先発となっていたが、幻に終わった。

　ドジャースはパドレスを振り切って地区優勝を果たしたものの、レギュラーシーズンは5勝8敗で負け越していた。投手陣を中心に故障者が続出しており、総力戦は必至。フリードマン編成本部長は変更の理由について「第5戦をプレーした場合、ヨシは通常の（中4日）で登板したことがないけど、ジャックはその（経験が）ある。ブルペンの稼働状況にもよるけど、柔軟性をもつことができる」と語った。

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