東京大学本郷キャンパス(東京都文京区)に立つ国の重要文化財「赤門」について、専門家が
耐震性能を調査した結果、大きな地震や強い風で倒れる恐れがあることが判明した。
東大は2021年2月から閉鎖して調査を進めていた。来年度以降に耐震補強工事を開始する
方針で、早期の開門を目指す。
赤門は江戸時代後期に建てられた、キャンパス内で最も古い建物。文化庁が18年、重要文化財の
所有者らに耐震対策を進めるよう周知し、東大は専門業者に委託し目視確認などを行った。
柱の根元や屋根のつなぎ目が劣化している恐れがあるとわかり、安全性確保のため通行止めとされた。
(中略)
東大は、門柱の下端部の補強や、瓦を固定している土の量を減らして軽量化することで、
耐震化を進める方針だ。見た目を大きく損なうことがないように設計を工夫する必要が
あるため、再び開門する時期は未定という。
調査を行った東大の藤田香織教授(建築学)は「門が閉まっていることは心苦しいが、
未来 永劫えいごう 残せるように、丁寧に修理を進めていきたい」と話している。
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https://www.yomiuri.co.jp/national/20241003-OYT1T50084/
読売新聞オンライン 2024/10/03 15:00
引用元: ・【社会】東大「赤門」、地震や強風で倒れる恐れ…「未来永劫残せるよう」屋根の軽量化や耐震化実施へ[24/10/03]
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