イチロー氏の日米通算安打記録に猛反対したローズ氏 「私の高校時代の記録も入れろ」「馬鹿げてる」
MLB最多の通算4256安打を放った〝安打王〟ピート・ローズ氏(享年83)が9月30日(日本時間10月1日)に死去したことがレッズから発表された。
24年間のメジャー生活で3度の首位打者、3度のワールドシリーズ制覇など輝かしい成績を残し、レッズで監督も務めたが、1989年に野球賭博に関与したことが発覚。球界を永久追放され、殿堂入りも認めらなかった。
球界復帰がかなわず、後年は口も悪くなってかイチロー氏との〝バトル〟を展開した。
2016年6月、マーリンズに所属していたイチロー氏が日米通算ながらローズ氏の安打記録を抜き去った。
日本中が偉大な記録を祝福したが、ローズ氏はすぐに〝異議〟を唱えた。自分の記録はあくまでメジャー通算であり、イチロー氏のオリックス時代の安打数までカウントされてはたまらない。
ローズ氏は米メディアに対して「それは馬鹿げている。彼の日本でのヒット数を合わせるなら私のマイナーリーグのヒット数を合わせてみろ。427本ある。私は日本でも試合をした。彼らを尊敬しているが、同じではない。1978年のシーズン後、日本ツアーで私は知らない投手から14試合連続でヒットを打った」
「イチローはいい選手だが、彼が日本でプレーしたのは私のせいではない」「日本での記録とメジャーを足すことに意味があるのか。高校時代の安打を加えるのと同じだ」などと日本球界を蔑視しながら〝猛反論〟した。
イチロー氏はそんな状況を踏まえ「日米通算という数字はどうしたってケチがつくのは分かっていた。ローズが喜んでくれれば(自分の気持ちは)全然違う。でもそうではないと聞いていた。だから僕も興味がない。偉大な数字を残した人がたくさんいますが、その人が偉大だとは限らない。むしろ反対の人が多い」とローズ氏へのいらだちを口にしていた。
引用元: ・【MLB】イチロー氏の日米通算安打記録に猛反対したローズ氏 「私の高校時代の記録も入れろ」「馬鹿げてる」 [冬月記者★]
メジャーはメジャーだけの記録でいい
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