キャバ嬢やホストを巡る事件や騒動が後を絶たない。最近、話題なのが、元カリスマキャバ嬢に浮上した贈与税未納疑惑だ。〝太客〟だった元交際相手の実業家が、彼女から結婚をにおわされて「総額25億円相当のプレゼントをした」のに、その後、店を出禁になったうえに彼女とも音信不通になったとして、彼女が贈与税を支払っていない可能性が高いとSNS上で暴露したのだ。
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日本では、25億円相当の贈与を受けた場合には約13億円の贈与税の納税義務が生まれる。もし未申告であれば「無申告加算税」が課され、さらに、意図的な未申告による脱税だったとみなされれば「重加算税」という厳しいペナルティーが適用される。そこでこの元カリスマキャバ嬢の場合も真相や税務当局の対応が注目されているのだ。
だが、こうしたトラブルはもちろん目新しい話ではない。「頂き女子りりちゃん」を名乗る女が複数の男性から多額の現金をだまし取った容疑で逮捕・起訴された事件では今月、検察側が彼女に金を貢がせていた元ホストにも懲役3年6月と罰金100万円、追徴金1070万円を求刑した。
ホストクラブでは路上での客引きが禁止されてから、SNS広告が集客の主な手段となり、見せかけだけの「億プレーヤー」がその中心に据えられるようになった。「りりちゃん」に貢がせていたホストも、実際は女性客に高額な売り掛け(ツケ)を負わせて「億プレーヤー」になっていた。
カリスマキャバ嬢にも同じような匂いを感じるのだ。今回の疑惑の中心にいる元キャバ嬢は、大阪の北新地にある大手キャバクラグループに所属していた。大阪のキャバクラといえば数年前まではミナミが主流で、人気キャバ嬢も短期間で現役を辞める傾向があり、カリスマキャバ嬢の概念もなかなか定着しなかった。中でも、高級クラブの文化が強かった北新地で、この大手グループが「カリスマキャバ嬢」を〝売り〟にして成功したことは、ある種の革命であったとも言える。
ただ、本来は楽しく飲むための場所であったはずのキャバクラやホストクラブが、いつしか客が高額な支払いを強いられる〝搾取〟の場となって、カリスマキャバ嬢やホストたちは〝成功者〟としてのし上がっていく姿が強調されるようになった。(以下ソース)
9/28(土) 17:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/b71a0dde701638080f1264d2ab18a65f40c15ba1
引用元: ・【搾取】元カリスマキャバ嬢の金銭トラブルで考える「水商売のあり方」 贈与税未納疑惑に「頂き女子りりちゃん」と同じ“搾取”の匂い [樽悶★]
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