【辺野古ダンプ事故】名護市議会、県の責任を追及する意見書を可決　どうするデニー

安和桟橋出入口付近の安全対策に関する意見書

令和６年６月 28 日、安和桟橋出入口付近で普天間基地代替施設建設に抗議活動中の 70 代女性と警備員の 40 代男性が作業中のダンプにひかれる事故が発生しました。女性は右足の骨を折る重傷、男性は搬送先の病院で死亡したことが確認されました。亡くなられた方のご冥福と、重症を負った方の一日も早い回復を心よりお祈り申し上げます。

沖縄県は、安和桟橋を出入りする事業者より事故以前から再三にわたって安全対策としてガードレール等の設置を求められていましたが、何の対応も行っていませんでした。また、事故発生後の令和６年７月５日にもガードレール等の設置を求められていますが、何ら対応を行っていません。このように度重なる要請を受けているにもかかわらず沖縄県においては何の対策もなされておらず、今回の痛ましい事故が起こってしまいました。事故発生後から現在に至るまで安全対策を実施していない沖縄県の対応は不十分と言わざるを得ません。

よって、本市議会はいまだに継続しているこの危険な状態が一日でも早く解消され、今回のような事故が二度と発生しないよう、下記のとおり強く要望します。

記
１ 安和桟橋出入口付近にガードレール等を設置するなど安全対策を早急に講ずること。
２ 安和桟橋出入口付近に歩行者用信号機を設置すること。また、安和桟橋入り口前の信号機を矢印式信号機に変更すること。
３ 安和桟橋出入口前に同所の使用を妨げる目的での横断を禁止する旨の注意看板を設置すること。
４ 安和桟橋出入口付近において車両の通行を妨げるなど事業活動に支障を来
たす行為が行われた場合には、その者に対し直ちに行為をやめるよう指導し誘導するなど厳正に対処すること。また、それにもかかわらずその行為が継続する場合には、道路の管理者である沖縄県から速やかに警察に通報すること。
以上、地方自治法第 99 条の規定により意見書を提出します。

令和６年９月 25 日
沖縄県名護市議会
宛先 沖縄県知事
https://www.city.nago.okinawa.jp/soshiki/gikai-nav/2018070300096/
https://www.city.nago.okinawa.jp/soshiki/gikai-nav/2018070300096/file_contents/ikennsyo10.pdf