日本テレビが実施した党員・党友を対象にした調査によると、石破茂元幹事長(67)が31%を獲得してトップ、高市早苗経済安保相(63)が28%でつづき、小泉進次郎元環境相(43)が14%の3位だった。当初、断トツとみられた進次郎が失速し、高市が一気に支持を広げている形だ。
このままでは、決選投票は「石破vs高市」になる可能性が高い。
進次郎陣営は、日本テレビの調査結果に衝撃を受けているという。この調査は、実際の投票結果とほとんどズレないとみられているからだ。
2018年総裁選の時、調査数字は、220票以上、石破約180票で、結果は224票、石破181票だった。
2021年の総裁選の時も、調査の数字は河野約170票、岸田約110票、高市約80票、野田約25票で、結果は河野169票、岸田110票、高市74票、野田29票だった。
党員票の行方がほぼ固まり、進次郎が上位2人に食い込むためには、国会議員票を40票近く上積みする必要がある。しかし、態度不明の国会議員は60人程度しか残っておらず、かなり難しい状況だ。
進次郎陣営からは、「もはや相手陣営の国会議員を寝返らせるしかない」と悲壮な声があがっているという。この先、寝返らせるために「空手形」が乱発される可能性がある。
選挙戦の構図が大きく変わったことで、ガ然、息を吹き返しているのが、麻生太郎元首相(84)だという。
石破を毛嫌いし、「進次郎が首相になったら亡命する」と口にしたとされる麻生は、決選投票が「石破vs進次郎」になったら蚊帳の外だったが、高市が決選投票に残る可能性が高まり蠢きはじめているという。フライデーデジタル版によると、麻生は派閥議員に「高市に入れろ」と指令を飛ばしたという。
「上川陽子外相(71)の陣営には、麻生派の議員が名前を連ねています。もし、麻生派の議員が高市陣営に寝返ったら、上川さんの国会議員票は、推薦人の20票に達しない恐れがあります」(自民党事情通)
進次郎のバケの皮が剥がれたことで、仁義なき戦いが勃発している。
引用元: ・【日刊ゲンダイ】進次郎陣営、日本テレビの調査結果に衝撃、自民党員票は石破&高市の半分・・・悲壮な声 「もはや相手陣営の国会議員を寝返らせるしかない」
つまり我々には厳しい局面を迎えてるということだ
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