9/24(火) 18:30 クーリエ・ジャポン
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3698007faa358076b24f6ee10fc5453c11eb76c
■今年は世界各地で音楽祭が中止に なぜ?
サイケデリック・ロック・フェス、デザート・デイズ、キックオフ・ジャムなど―――。
米国各地で音楽フェスの中止が相次いでいる。
これは米国だけでなく、欧州、オーストラリアなどでも起きており、英国では2024年だけで60以上の音楽祭が中止になった。
また、以前は数分で完売していたいくつかの有名フェスティバル(以下、フェス)のチケットも販売に苦戦している。
そんなことから2024年は「音楽フェスが終わった年」だとも言われている。
この「フェス不況」の要因は何なのか?
まず、最も明白な理由は「インフレによるコストの上昇」だと、米メディア「NPR」は報じている。
そもそもフェスは、「チケット販売やその他の収入で費用を回収できることを期待して、信じられないほどの金額を事前に投資する必要のある、ハイリスクなビジネスだ」。
音楽業界の経済に詳しいエコノミストのウィル・ペイジは、そのようにNPRに語っている。
出演アーティストへの支払いはもちろん、機材や保険、セキュリティなどのフェスの開催にかかる費用は膨大で、これがインフレによりさらに膨れ上がっている。そんな状況下で、チケットの売れ行きが芳しくないことは、大いなる赤字の可能性を意味している。
それがキャンセルの主な理由であるわけだが、ではなぜ、チケットが売れなくなってしまったのか?
■フェスの参加者の「世代交代」
ペイジは、フェス不況の要因のひとつとして、フェスの参加者の「世代交代」を挙げている。
パンデミック前の10年間、2010~20年にかけては、フェスへの関心が急速に高まり、次々と新しいフェスが誕生していた「フェスのルネサンス期」だった。
このブームを支えたのは、当時の若者だったミレニアル世代だったと、ペイジは述べている。
これまで大規模なフェスの参加者の中心は、10~20代前半の若者だった。
ミレニアル世代は「物ではなく経験にお金を費やすことを好む世代」で、「とにかく、どこかへ行って、日常とは違う何かを、誰かと経験するのが好きだった」。
そんな彼らと「とても社交的な活動である音楽フェス」は、とても相性が良かった。
ところが、現在の若者であるZ世代は「ミレニアル世代ほど社交に熱心ではない」。それどころか、世代を表す特徴として「孤立感」や「不安」が挙げられている。
彼の研究チームは英国の若者が「なぜ音楽フェスに行かないのか」を調査し、その聞き取り調査によれば、若者の多くが「一緒にいける友達が思いつかなかった」と回答したという。
この背景には「音楽ストリーミングとアルゴリズム・プレイリストの台頭もあるのでは」と、彼は述べている。
「アルゴリズムが、リスナーの音楽の好みの均一化を強めており、あまり馴染みのないジャンルのアーティストも多数参加する大規模な音楽フェスティバルに興味を示さなくなった可能性もある」
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
引用元: ・【音楽】世界各地で音楽フェスの相次ぐ中止 2024年は本当に「音楽フェスがオワコンになった年」なのか? [湛然★]
だから新しいアーティスト誰もしらんわな
近年の夏は地獄すぎる
z世代はアルゴリズムプレイリストによって好きなものしか聴かない
マニアックに細分化されていて流行曲自体なくなってきてる
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