“田舎の貧しい少女”をだまして誘拐→海外で売春させ…「国辱」といわれた“日本人女性密航事件”のおぞましい手口
「からゆき」とは元々、日本から海外への出稼ぎ者全体を指す、九州の一部で使われた言葉。それがいつからか、東南アジアなどの現地で娼婦として働いた女性の総称として定着した。その大半は、貧しい生活の中で親たちから売られた女性たちだったといわれる。一体、彼女たちはどのようにして海を渡ったのか。故郷をはるか離れた異郷の地で、何を目にしたのか――。(中略)
女性たちの海外への連れ出しはどのように行われたのか。森崎和江『からゆきさん』と金一勉『日本女性哀史 遊女・女郎・からゆき・慰安婦の系譜』(1980年)などからまとめてみる。
ここで説明しておかなければならないのは村岡伊平治という男のことだ。長崎生まれでシンガポール、マニラ、中国などを舞台に女衒や娼館経営、開発事業を展開した人物。『村岡伊平治自伝』(1960年)では、“人身売買団の親玉”として女性を連れ出し、海外へ渡航させ、売春をさせた手口を奔放に語っている。その半生は舞台劇や映画にもなり、彼の証言に依拠した研究も多い。
引用元: ・村岡さん、貧しい少女を海外に売りまくり売春させてボロ儲けしていた女衒だった [632443795]
コメント