自らの目で見て決めた。だから迷いはない。スポーツ報知の取材に森井は表情を引き締め、進路をメジャー球団に決めた理由を語った。
「自分の夢であるメジャーリーガーとして活躍するために、一番可能性が高いと思いました。マイナーからはい上がるのは、並大抵のことではないと思っています。1Aの試合も見て、『ここでやっていくんだ』という明確なビジョンができました」
偏差値71の難関進学校で小中高と学んだ大器。多くのスカウトが打者としての将来性を評価する中、米大学進学、国内プロも視野に入れ、2日にはプロ志望届を提出。進路を熟考してきた。日常会話には困らないレベルまで英語も上達。米国ではメジャー、1Aを観戦。米大学の施設を視察した。そして覚悟を決め、直接のMLB挑戦を選んだ。
過去、ドラフトで指名漏れした高校生がMLB球団とマイナー契約を結んだ例はあるが、有力候補の直接メジャー挑戦は極めて異例。10月24日のドラフト会議で森井を指名候補としてきた国内球団に、桐朋サイドはメジャー挑戦の決意が固い旨を説明する方針だ。「夢に挑戦するチャンスが巡ってきて、ワクワクしています。米国で選手のレベルの高さを感じました。下から一つ一つ、はい上がっていきたい」と森井。正々堂々、大いなるチャレンジに臨む。
◆NPBを経由せずメジャー挑戦した主な選手
▽マック鈴木(投手) 滝川二を中退し、16歳で渡米。93年にマリナーズとマイナー契約。96年にNPBを経由しない日本人選手で初のメジャー出場。のべ5球団を渡り歩き、MLB通算16勝。
▽山口鉄也(投手) 横浜商から02年にDバックスとマイナー契約。ルーキーリーグでプレー後、05年に巨人などの入団テストを受験。同年の育成ドラフト1巡目で巨人入団。07年開幕後に支配下登録。08年から9年連続60登板以上のプロ野球記録を樹立。
▽田沢純一(投手) 08年に新日本石油ENEOS(現ENEOS)からRソックス入り。日本のアマ球界からのメジャー契約は史上初。MLB通算388登板で21勝、89ホールド。13年にRソックスの世界一に貢献。
◆森井 翔太郎(もりい・しょうたろう)2006年12月15日、東京・府中市生まれ。17歳。桐朋小1年時に住吉ビクトリーで野球を始め、2年時から武蔵府中リトルに所属、4、5年時に全国V。6年時にライオンズジュニア選出。桐朋中では練馬北シニアに在籍後、1年秋から同校軟式野球部でプレー。桐朋では1年夏から三塁のレギュラー。2年秋から遊撃手。183センチ、88キロ。右投左打。
https://hochi.news/articles/20240920-OHT1T51295.html
2024年9月21日 4時0分
スポーツ報知
引用元: ・【高校野球】桐朋・森井翔太郎がメジャー挑戦決断4球団オファー 45発&最速153キロの二刀流 マイナー契約から「はい上がっていきたい」 [征夷大将軍★]
勝ち上がってたら二刀流で騒がれてたんだろうな
言うてコントロール壊滅してるから投手なんてハナから無理なんだけど
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