9月27日に投開票が予定されている自民党総裁選挙。当初、その有力候補とされていたのが小泉進次郎氏だったが、9人の候補者による討論会で期待されたほどの存在感を発揮できず、支持が伸び悩んでいる。
各メディアの「次の自民党総裁にふさわしい候補」に関する調査ではどの候補者も圧倒的な支持には至っていないものの、勢いを増しているのが高市早苗氏である。
総裁選の序盤においては、進次郎氏が確実に1位か2位に食い込むと予想され、決選投票では勝利を収めるだろうと思われていた。しかし、自民党支持層に対して行われた「次の自民党総裁にふさわしい候補」を問う各種調査結果の現状をまとめると、以下のとおりである。
このように、各メディアによる調査結果には多少の差があるものの、進次郎氏はおおむね上位3位に入っている。とはいえ、今や危機的な状況に立たされているのが現状である。
この調査結果をどう評価すべきかについて、大手全国紙の記者はNHKの情勢調査を基に次のように語っている。
「NHKもまだ公にはしていないが、大規模な自民党員調査を実施しており、その結果では石破茂氏と高市早苗氏が強い支持を集めている。地方の党員票では進次郎氏は3位にとどまりそうだ。ただ、問題は国会議員票の行方である。進次郎氏の後見人である菅義偉前首相や森喜朗元首相が積極的に動き、国会議員の支持を集めた結果、進次郎氏は約50名の国会議員票を確保している。
ほかにも、小林鷹之氏や茂木敏充氏が票を伸ばしたものの、石破氏や高市氏の国会議員票の増加は鈍い状況だ。しかし、進次郎陣営としては、1回目の投票で少なくとも70~80票を獲得する目標を掲げていた。その目標に達していないため、特にネット上での批判が高まる中、進次郎陣営の焦りは相当なものだ」
現在、多くの自民党議員がいまだ態度を決めかねているとされている。自民党総裁選は無記名投票で行われるため、誰が誰に票を投じたかは最終的には明確にはわからない仕組みだ。
情勢が終盤に差し掛かる中で、高市氏と石破氏が1位か2位に入り、決選投票に進む可能性が高いと見られている。その結果、勝敗を決めるのは地方の党員や世論ではなく、決選投票での自民党の国会議員の動向ということになる。
現在、多くの自民党国会議員たちはすでに決選投票に向けて動きを始めている。
永田町では「石破氏を嫌う議員が多いため、高市氏が有利だ」「右派色の強い高市氏で衆院選に勝てるのか」
「菅氏と麻生氏が裏で握っていて、石破氏に支持が集まる」 「岸田派は防衛増税を推進する石破氏に流れている」などと、さまざまなうわさが飛び交っている。
しかし、派閥の影響力が弱まった自民党においては、政策を明確に打ち出す候補が票を伸ばす傾向がある。そうなると、高市氏に有利な局面も出てこよう。
晋三元首相の後ろ盾を失い、推薦人集めにも苦労していた高市氏が、逆転して首相に就任する日が来るのだろうか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a92d46fe23a110c6a98305613d43fda34b15092
簡単さ
新たな派閥ができるだけ
人間が3人いれば必ず2人と1人の派閥ができる
一致団結など人間には最初から不可能
好き嫌いはともかくここまで来るのは凄いと思うよ
そりゃあ自民の中から難癖ネガキャン張りまくるわな
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