大半の派閥が解散を決め、各候補は口々に政治改革を訴えるが、そもそもなぜ政治にカネがかかるのか。
「足りない時は自腹を切っていました。でも、今となっては何のために必死にカネを集めたのか、疑問も感じます」。
事件で人生が一変した、ある政治家を訪ねた。
ポスターなく、看板も真っ白
9月上旬。激しい雨が路面を打ちつける中、4月に議員辞職した宮沢博行前副防衛相(49)が、選挙区内の静岡県森町を車で回っていた。
宮沢氏は支援者の一人である飲食店経営の女性宅を訪れ、深々と頭を下げた。
「すみません。しっかりやりますので、お客さんにもよろしくお伝えください」
裏金事件がクローズアップされていた2023年12月。
宮沢氏は「『しゃべるな、しゃべるな』、これですよ」と記者団に話し、派(清和政策研究会)から裏金について口止めされたことを暴露して大きな話題を呼んだ。
一方で、自らの女性問題が週刊誌で報じられ、不祥事が重なったとして24年4月25日に議員辞職。
自民党も離党した。
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引用元: ・【政治】裏金は「飲食関係」に使った「今となっては何のため」、元国会議員が明かす実態
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