砕け散った無線機。炎を上げて燃え盛る車両。地元メディアが伝えた18日の被害状況は、爆発のすさまじい威力を物語る。一般市民の巻き添えもいとわない無差別的な攻撃で、大きな人的被害を狙ったのは明らかだ。
レバノンでは17日に通信機器が一斉に爆発し、2800人以上が死傷した。多くはイスラム教シーア派組織ヒズボラのメンバーだったとされる。
中東メディアが報じた映像によれば、17日の爆発で死亡したヒズボラ構成員の葬儀中、無線機の爆発が葬列を襲い、叫び声を上げる参列者がパニックになって逃げ惑った。
首都ベイルートに住む不動産業者のアブ・アルアベドさん(40)は18日、時事通信の電話取材に「きのうときょうの出来事で、レバノンではひどく悪いことが起きる予感がする」と吐露。
イスラエルを「敵国」と見なす一方、ヒズボラに対する不信感も強く、「ヒズボラがイスラエルを挑発して、レバノンを目標のない壊滅的な戦争に巻き込もうとしている。代償を払うのは私たちだ」と憤りをあらわにした。
引用元: ・【レバノン市民、憤りをあらわに】「ヒズボラがイスラエルを挑発して、レバノンを目標のない壊滅的な戦争に巻き込もうとしている、代償を払うのは私たちだ」
こんな惨いことが許されるのか
自業自得
コメント