【埼玉】無職の夫、2770万円を失う　「身の潔白を証明して」との電話に、お金が底をつきそうなほど振り込む　妻が弁護士に相談し詐欺発覚

埼玉県警上尾署は17日、桶川市の無職男性（71）が現金2770万円をだまし取られたと発表した。同署によると、7月15日午後4時ごろから数回にわたり男性方に警察官を名乗る男などから「あなた名義の口座がつくられており、犯罪に加担していると疑われている」「身の潔白を証明するために、口座の中に入っているお金を全て調べなければならない」「口座をひとつにまとめ、振り込んでほしい」などと電話があった。信じた男性は、8月13～16日ごろまでの間、4回にわたり、被疑者が管理する口座に現金合計2770万円を振り込んだ。

さらに検察官を名乗る男から振り込みを求める電話があり、お金が底をついてしまいそうで心配した男性が妻に相談。妻が弁護士に相談し、だまされたことに気付いた。同月21日に、男性の妻が110番した。

2024/09/18 18:43 埼玉新聞
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