情報収集衛星搭載「Ｈ２Ａ」ロケット４９号機 １６日の打ち上げ中止…三菱重工

09月16日　09時38分

政府の情報収集衛星を搭載した「Ｈ２Ａ」ロケット４９号機は、１６日午後、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられる予定でしたが、上空の風が条件を満たしていないとして、１６日の打ち上げは中止されました。

種子島宇宙センターでは、１６日午後２時２４分すぎに政府の情報収集衛星を搭載した「Ｈ２Ａ」ロケット４９号機が打ち上げられる予定でした。

しかし、打ち上げを担当する三菱重工業によりますと、１６日朝、協議を行った結果、発射場周辺の天候について上空の風が条件を満たしていないとして、１６日の打ち上げを中止すると発表しました。

機体は、午前中には発射地点から保管する建屋に移動する予定だということですが、新たな打ち上げの日程については、今のところ明らかにされていません。

今回搭載されている政府の情報収集衛星は、夜間や悪天候でも電波を使って撮影ができる「レーダー衛星」の８号機で、（略）

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