「科捜研の女」よりも懸念されるのが、旧ジャニーズ勢の苦戦である。
若い世代が視聴するドラマのネット配信サービスで、今期のベスト20に入っているのは、体調不良で一時は収録をストップしていた、Snow Man・目黒蓮主演の「海のはじまり」(フジテレビ系)と、木村拓哉の過去のドラマのみ。
クール、櫻井翔主演の「笑うマトリョーシカ」(TBS系)、山田涼介主演の「ビリオン×スクール」(フジテレビ系)はランキング下位に沈んでいる。
テレビ局関係者によると「旧ジャニーズ事務所のタレントが相次いで独立する中、ジャニヲタの連帯感が急失速しています。旧ジャニーズのタレントを出しさえすれば視聴率が数パーセントアップする『神話』は過去のもの。
ジャニヲタが自動的に見るという視聴行動がなくなり、むしろネット上で推しをめぐって罵り合う、残念な傾向にあります。話題性のあるドラマや番組が、ネット配信で上位にランクインする傾向にあります」
10月開始の秋クールでは、旧ジャニーズタレントの主演ドラマ3本はいずれも深夜枠。
第三者委員会による性加害検証会見からわずか1年で、ドラマ勢力図は潮目が変わってしまった。
ちゃんと実力で役をきめとけ
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