【前大阪府知事・松井一郎】代表選は昔の名前で・・・を感じさせるメンバーだ「立憲民主党が変わるためには共産党や社民党と決別することだ、現実的な外交安保政策を掲げられなければ、政権交代など夢のまた夢だ」

さて、総裁選が盛り上がるなか、立憲民主党の代表選も7日告示され、23日の投開票に向けて論戦がスタートしている。1期目の吉田晴美衆院議員の出馬は初々しい。それ以外は、民主党政権で大失敗した野田佳彦元首相と枝野幸男前代表、現職代表ながら推薦人20人の確保に苦労した泉健太代表という、「昔の名前で…」を感じさせるメンバーだ。

立憲民主党が変わるためには、党綱領に「日米安保廃棄」「自衛隊解消」を掲げる共産党や、「憲法9条を守る」という社民党と決別することだ。

そのうえで、「穏健保守層」も支持できる方向性を打ち出し、日本維新の会や国民民主党とも交渉できる態勢を整えるべきだろう。

党内には「絶対反対」という人々もいそうだが、それでは党勢拡大にはつながらない。日本を取り巻く安全保障環境が悪化するなか、現実的な外交安保政策を掲げられなければ、政権交代など夢のまた夢だ。（前大阪府知事、前大阪市長・松井一郎）

盛り上がる自民総裁選　立民代表選は「昔の名前で…」共産や社民と決別できるか　松井一郎　以心伝心

自民党総裁選は12日告示、27日投開票で行われる。メディアの報道を見る限り、小泉進次郎元環境相の人気が高いようだ。東京・銀座や横浜・桜木町で街頭演説をしたとこ…

www.sankei.com