要望書は、弁護士や学識者らでつくる「生活保護問題対策全国会議」など、全国の15団体が提出した。物価高が受給世帯の家計を直撃していると指摘。今年4月の消費者物価指数が、前回生活扶助基準を改定した2020年度から7.7%上昇しているとして、それに見合った引き上げが必要だと求めている。
厚労省は22年度、食費などに充てる生活扶助費について、高齢者世帯などで減額する案を示した。物価高などを考慮し、23、24年度の引き下げを凍結。25年度以降は「改めて検討する」としている。
支援団体には「ガス代が高いので風呂は4、5日に1回」(80代男性)、「扇風機もつけずに我慢し、1日1食、安いせんべいを水に浸して食べている。夫はレタスをかめないほど衰弱している」(80代女性)といった声が寄せられているという。
全国会議代表の尾藤(びとう)広喜弁護士は要望書を職員に手渡し「生活保護はナショナルミニマム(国民生活の最低保障)となる基準。困窮する声がたくさん聞かれる中、引き下げられる危険もある。国はこれだけの状況を勘案すべきだ」と強調した。(中村真暁)
2024年9月13日 19時24分 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/354033
引用元: ・【生活保護】80代夫婦「扇風機がまん、せんべいを1日1食」 生活保護費「基準額上げて」 支援団体が厚労省に要望書 [牛乳トースト★]
現役世代もそれ以下の手取りで暮らしてます
そうじゃなきゃこれまで真面目にコツコツ税金年金納めてきた国民の立場はどうなるんだ
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