岡山市で開いた金融経済懇談会で講演した。日銀は7月に追加利上げを決め、政策金利を0〜0.1%から0.25%に引き上げた。田村氏は「現在の短期金利の水準は緩和的な環境にある」と語った。7月会合後に乱高下した市場動向については、経済・物価に与える影響に「丁寧に目を配りたい」と強調した。
そのうえで「金融市場の動向にも十分配意しつつ、経済・物価の反応を確認しながら、適時かつ段階的に利上げしていく必要がある」との考えを述べた。
日銀の植田和男総裁は26年度にかけて物価が想定通りに推移すれば、その際の政策金利は「ほぼ(景気を過熱も冷ましもしない)中立金利の近辺にある」との見通しを示している。中立金利の推計には幅があるが、田村氏は「最低でも1%程度だろう」との見方を示した。
一方で、日本では長らく金利がない世界が続いてきたことを受け「経済主体が金利にどのように反応するか、予断を持たず注意深くみていく必要がある」とも加えた。段階的な利上げとともに「適切な短期金利の水準を探っていく必要がある」と述べた。(以下ソースで)
日本経済新聞 024年9月12日 10:13 (2024年9月12日 11:03更新)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB120WJ0S4A910C2000000/
引用元: ・日銀・田村委員、利上げ「少なくとも1%程度まで必要 [蚤の市★]
金融緩和続けるしかないんじゃないのか
コメント