商業利用におけるAIの部分的な使用は誤りだった──出版社の仏chattochattoが採用したAIイラストが物議を醸している。
同社は、“AI利用を公言している”日本のイラストレーターとコラボレーションし、あるAIイラストを採用。
しかし、一部のユーザーからAI利用について苦情が相次いだため、同社はイラストの採用を取り下げ、騒動を謝罪した。
ITmedia NEWSでは、chattochattoに取材をし、取り下げに至った経緯を聞いた。AIイラストの商業利用は誤りか? 仏マンガ出版社の炎上騒動が話題 メール取材で経緯を聞いた
https://www.itmedia.co.jp/aiplus/articles/2409/11/news162.html
引用元: ・【悲報】フランスの出版社がAIイラストを採用したところ日本ユーザーから誹謗中傷が殺到 謝罪へ [323057825]
問題になったのは、日本のイラストレーター・おしつじ(@your_shitsuji)さんが制作したchattochattoのイメージキャラクターのイラストだ。
おしつじさんは自身のXアカウントで、イラストに画像生成AIを使うと公言しているイラストレーター。
同社は6日、コラボレーション企画として、おしつじさんのイラストを採用したと発表した。 しかし、chattochattoの発表では採用したイメージキャラクターがAIイラストであることを明記していなかった。
結果、X上では一部ユーザーから「AIイラストだと知っていて採用したのか?」といった苦情が噴出した。
その後、同社は「おしつじさんがAIを使っているのは認識している」という旨を明らかにし、7日に販売していたおしつじさんのイラストの取り扱いをやめると発表した。
これに対し、一部のユーザーがここまでの一連の流れをX上に投稿したところ、その内容が拡散される事態になった。
これを受け、おしつじさんは「出版社との契約時点でAIを使っていると説明している」と説明。
chattochattoも9日、騒動に関する追加説明をXに投稿した。
騒動に関する追加説明をXに投稿
投稿では、おしつじさんから企画段階でイラスト制作にAIを使用しているとの報告を受けていたことを改めて説明。
また同社は、おしつじさんがイラストを制作するプロセスも確認しており、主要な作業は人間の手で行い、修正などにAIを使う分には問題ないと判断したとしている。
一方、これらのフローを踏んだにもかかわらず、販売中止となったことについて同社は
「イラスト制作におけるAIの使用は、私たちにとってより曖昧で理解が十分でなかった。
日本のユーザーとの建設的なやりとりを通じて、商業的な場面でAIを部分的にでも使用することは許されないと理解した」
などと述べている。
勝手だろうに
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