●●これさえ押さえれば、誰でも 「朝日風の記事」 を書ける…?●●
この種の 「朝日新聞風表現」 には様々なものがあります。
例えば 「波紋を広げそうだ」「議論を呼ぶのは必至だ」「○○という声も聞かれなくもない」「しかしこういう声もある」
「さまざまな声に耳を傾けてほしい」「○○という姿勢が、今ひとつ伝わってこない」…などなど、枚挙に暇がありません。
その後こうした様々な慣用句を 「バカでも書ける朝日新聞記事 テンプレート」 のようにまとめて 掲示板 の 2ちゃんねる
などに コピペ (コピー&ペースト) したり、朝日新聞風の記事を自動出力するジェネレーター (「天声人語風メーカー」 など)
が作られ、ネタ として、マスコミをからかうギャグとして、文章を作って遊ぶような使い方がされています。
また紙面で何度も使われる慣用句以外にも、はっきりとした元ネタのある特徴的な表現もいくつかまとめられています。
例えば 一発だけなら誤射かもしれない (2002年4月20日の朝日新聞に掲載された記事 「有事法制ここが分からない 「武力攻撃事態」 って何」 より) や、
だが心配のしすぎではないか (2005年7月28日の社説 「人権擁護法 救済の法律は必要だ」 より) などが有名です。
【本文】
<独自の表現力を身に付けたいなら、常套句を書くな。ベテラン記者が新人に最初に伝える、文章の極意とは>
「抜けるように青い空」と書く人は、空を見て書いていない。どういうことか? 朝日新聞記者で作家の近藤康太郎氏のもとには、
文章力を磨くために若い記者が集まる。
いずれは「独自の視点」がある文章を書けるようになりたいと考える彼らに、基礎からその方法と勉強の仕方を教え、エース記者に育つ者も多い。
私にしか書けないものを、書く。プロに限ったことではない。誰もが文章でコミュニケーションをとる今日、「ちょっといい」と
思われる文章を書くためにはどうするか。必ず最初に教えるのが「常套句をなくして書く」技術だという。
プロにも通用する25の文章技術を解説する『三行で撃つ〈善く、生きる〉ための文章塾』(CCCメディアハウス)より取り上げる。
※本記事は前後編の前編
◇ ◇ ◇
常套句は新聞の「エモ記事」化につながる
わが家に集まる塾生たちに、いちばん最初に教えるのは、「常套句をなくせ」ということです。
塾を卒業してデビューしていったフリーライターが述懐していたことですが、彼女はある日、いつものようにわたしに原稿を怒られ
「常套句は親のかたきと、大きく紙に書いて、机の前に貼っておけ」と面罵(めんば)されたのだそうです。塾と言ってもほとんど
は酒を飲みながらの宴会ですから、さては酔っていましたか。
常套句とは、定型、クリシェ、決まり文句です。たとえば、秋の青空を「抜けるように青い空」とは、だれもが一回くらいは書きそう
になる表現です。「燃えるような紅葉」などと、ついやらかしてしまいますね。
新聞記者は一年目、二年目といった新人のころ、高校野球を担当させられるので、高校野球の記事は常套句の宝庫(?)です。(以下略)
◆ニュー速+ 記事情報提供スレ 150◆
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!jien
引用元: ・朝日新聞名文記者が「いい文章」を書きたい新人に最初に必ず教えること→→→「だがちょっと待って欲しい。波紋を広げそうだ。議論を呼ぶのは必至だ。○○という声も聞かれなくもない。しかしこういう声もある……
https://www.asahi.com/articles/DA3S16030806.html
願いは切実だ
丁寧な説明が求められる(をつくして欲しい)
考えてみたい
繋がりかねない
疑問を持つ人もいるだろう
つもりなのか
少しおもいを巡らせてみたい
かもしれない
急がなければならない
【番外編】
だが、ちよっと待って欲しい
一番新しい社説でさえレベルが低い
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