「既刊については在庫分は継続して販売されますが、品切れ次第終了となります。電子書籍版、タテスクコミック版、海外翻訳出版の今後につきましては、公表できる段階にございませんため、追ってご案内申し上げます」と伝えた。
連載終了の経緯は「この決定に至った要因は当編集部が確認漏れや不備を重ねて原作側との信頼を損ね、コミカライズ作家との間を取り持つ立場として十分な仕事ができなかった事にあり、深く反省しております。経緯といたしましては、以下の通りとなります」と報告。
「タテスクコミック版の配信における確認漏れにより、一時無許諾・無監修状態での配信を行ってしまったこと、コミックス単行本及びコミックス特典制作における当編集部から原作編集部への監修依頼の漏れや不備があったこと、コミカライズと原作との乖離に対して監修時にたびたび長期にわたる交渉が必要となったこと、当編集部の調整力不足により逆木ルミヲ先生の筆が途絶え、連載が一時停止したこと、当編集部の不備により情報解禁前のメディアミックス情報の漏洩があったこと等の信頼を毀損する行為が重なったために、4月末に原作の恵ノ島すず先生から弊社に原作使用許諾契約について契約期間満了での終了の通達がございました」と説明。
「上記の問題を解決するため「当編集部担当者の交代、再発防止の徹底、最終回までの全てのネームを期日までに提出」という弊社起案の誓約書を以て一度は恵ノ島先生より連載の継続に合意いただけました。しかし逆木先生が体調を崩し、条件を満たすことが難しく破談に至った次第です。恵ノ島先生も体調を崩されている状況で、さらなる猶予を求めることが困難となり、正式に原作使用許諾契約を更新せず、期間満了で終了するという結果となりました」と伝えた。
「今回のコミカライズ連載終了と原作使用許諾契約終了についてはすべて当編集部に責任があり、再開をお待ちいただいていた読者の皆様をはじめ、大事な作品をお預けいただいた原作者の恵ノ島すず先生、コミカライズに真撃に取り組んでいただいた逆木ルミヲ先生、その他関係者の皆様には多大なるご迷惑をおかけいたしましたことを重ねてお詫び申し上げます。作品の結末は弊社カドカワBOOKSより発売中の原作版『ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん』を通じてご覧いただけますと幸いです。当編集部ではこのたびの件を重く受け止め、今後は読者様と作家様に対してより一層誠実に向き合う姿勢で作品作りに励んで参ります。大変申し訳ございませんでした」と謝罪した。
『ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん』は、恵ノ島すずによる日本のライトノベルが原作で、逆木ルミヲが作画を担当する形で2019年より漫画連載がスタート。2023年1月から3月にかけてテレビアニメ化もされた人気作品となっている。
2024-09-11 19:04
https://www.oricon.co.jp/news/2344449/
オリコン
引用元: ・【マンガ】編集部の不手際で漫画連載が異例の終了 情報漏洩など続き信頼を損ね関係者に謝罪 [征夷大将軍★]
これは編集部の左遷あるな
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