ドジャースの大谷翔平投手(30)は9日(日本時間10日)、本拠地でのカブス戦に「1番・DH」で出場。3回に今季47盗塁となる二盗を成功させた。18試合を残し前人未到の「50本塁打―50盗塁」まであと「4本塁打、3盗塁」とした。
そんな大谷を殿堂入りしている元キングが「The Pretty Girl of MLB」(MLBのかわいい女の子)と呼び捨て、波紋が広がっている。
声の主は2006年に54発を放ち、ア・リーグの本塁打王に輝き、16年限りで引退したデビッド・オルティス氏(48)だ。
これまでも「(MLBは)僕が指名打者だからMVPを与えられなかった、といつも言い訳をしていた。今年、彼らがどうするのか見てみたいよ。それに大谷はMLBの『お気に入り』だ」と皮肉たっぷりのコメントをするなど、大谷の扱いには難色を示していた。
そんなオルティス氏はスペイン大手スポーツ紙「MARCA」のインタビューで「彼らはいつも、私が指名打者だったからといってMVPをくれないという〝問題〟を持っていた。今年『MLBのかわいい女の子』である大谷がレースに出た時に、彼らが何を言うかを見るつもりです」と、懲りもせずMLBをけん制した。
さらに「彼らは毎日、大谷に50―50に到達するように奨励している。一方で、フランシスコ・リンドーア(メッツ)のような選手は抑制されている」と、大谷が歴史的偉業に到達するように促すメディアキャンペーンを批判。
賞レースは公平であるべきで、MLBとメディアの後押しを受けている大谷にMVPを与えるべきではないと改めて主張した。
これに対し、ドジャース専門メディア「ドジャース・ネーション」は「ドジャースのDH(大谷)は野球殿堂入りのデビッド・オルティスの注目も引いたが、それは思ったほどではない。オルティスは20年にわたるキャリアの中で主にDHだった。彼はアメリカン・リーグMVPを受賞したことがない。彼の明らかな嫉妬はMARCAが報じた最近のコメントにも表れている」とバッサリ。
さらにオルティス氏が通算17盗塁に終わっていることを強調し「シーズン終了時には、MVPは最もふさわしい選手に授与される。現時点ではこのスポーツ最初の46―46、場合によっては50―50のシーズンが勝てないと主張するのは難しい」と大谷のMVPは当然だと切り返している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3d632fff15ef1628f9084af6db8b84b6dc8d84e
引用元: ・【MLB】「大谷翔平はMLBのかわいい女の子」 大谷批判の急先鋒・オルティス氏が問題発言で大波紋 [jinjin★]
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