2024.09.09
「アンドロイド」と「サイボーグ」は、昔のアニメを観ているとしばしば登場する単語です。両者ともに機械仕掛けの体を持つことは変わりませんが、アンドロイドは完全な機械であり、サイボーグは人体を改造して機械化した点で大きな違いがあります。
サイボーグに関しては、石ノ森章太郎先生の『サイボーグ009』が原点にして今なお最先端の作品と言えるでしょう。1964年に最初のマンガの連載がスタートした『009』は、石ノ森先生の他界後も長男である小野寺丈氏をはじめとする多くのクリエイターの手により継続して作品が作られており、2024年現在はマンガ最新作『サイボーグ009 太平洋の亡霊』が「チャンピオンRED」誌に掲載されています。サイボーグの名を知らしめた名作として、これからも『009』は愛され続けることでしょう。
また、松本零士先生の『銀河鉄道999』も、サイボーグを取り扱った名作のひとつです。主人公の「星野鉄郎」は機械の体を得るため、「メーテル」と共に旅に出ますが
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『攻殻機動隊』もサイボーグ(義体)が登場する作品としては欠かすことができません。脳と脊髄以外が義体の凄腕ハッカー「草薙素子」は、先日亡くなられた演者である田中敦子さんの演技もあり、創作史上に名を残す存在となっています。
アンドロイドについては、厳密に言えば「動きや外観が人と見分けがつかないほど精巧に作られた人間型ロボット」と区別されているのが特徴です。ほかにも「人造人間」「ヒューマノイド」「オートマトン(オートマタ)」など複数の呼ばれ方や定義が存在しており、多くの創作作品に登場しては印象的な存在として扱われています。
それぞれ数多くの代表的キャラクターが存在しており、アンドロイドについては、ロボット表記ではありますが、日本初の30分TVアニメ『鉄腕アトム』の主人公である「アトム」が筆頭格のキャラクターといえるでしょう。
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「アトム」以降60年以上の歴史があるマンガ、アニメ界隈のアンドロイドは、女性キャラとして人気が出やすい存在でもあります。『キューティハニー』の「如月ハニー」や『ちょびっツ』の「ちぃ」、『ToHeart』の「HMX-12 マルチ」に『ゼノサーガ』シリーズの「KOS-MOS」、『NieR:Automata』の「2B」など、数え上げればキリがありません。
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引用元: ・【漫画】サイボーグとアンドロイドの違い説明できる? 009、銀河鉄道999、攻殻機動隊、鉄腕アトム… [muffin★]
機械に脳を移植
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