先月、8月31日は2歳の誕生日。康至くんは今、意思の疎通ができない意識不明の状態です。
父親の敦(あつし)さんと早希さんは、息子のプレゼントに、リハビリにも使えるピアノのおもちゃを用意しました。
父・敦さん
「康至が生きてくれてるからこその家族であり、僕ら夫婦であるっていうのが一番にあって」
家族の生活が大きく変わったのは、2023年の事故でした。
給食のリンゴをのどにつまらせ意識不明に
保育園の会見(2023年5月)
「安心、安全であるべき保育園において、このような事故が発生したこと、園児の安全を確保できなかったこと、大変申し訳なく思っております」
2023年5月、入園して間もない愛媛県の新居浜上部のぞみ保育園で、康至くんは、給食で出たリンゴをのどに詰まらせます。保育士が食べさせたのは、長さ7ミリ、厚さ3ミリほどに刻んだ生のリンゴ。「リンゴを提供する場合は加熱する」とした国のガイドラインは、守られていませんでした。
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食事は午前0時から数時間おきに1日5回。栄養剤を鼻から通した管で胃に送ります。
そして病院での診療やリハビリがある日は、30分ほどかけて身の回りの準備をして外出。康至くんの兄と過ごす時間や自分たちの食事は、看護の合間に済ませます。
そして夜は夫婦が1日交代で康至くんに添い寝し、1日が終わります。
父・敦さん
「結局寝ているっていうよりかは、時間がきたらケアをするので、本当に横でちょっとうたた寝しているぐらいの感覚ですね」
体力的にも厳しいスケジュール。家族の絆がこの生活を支えます。
父・敦さん
「やっぱり我が子、自分の子どもっていうところと、かわいさもありますし、できる限りのことをしてあげたいっていう気持ちだけですね」
母・早希さん
「みんなでやろうっていうのが一番の原動力かなと思います」
父・敦さん
「あっという間だったのかなって感じですね。日々のすること、この子のこともなんですけど、上のお兄ちゃんのことであったり、本当に予定が目まぐるしく埋まっていくので、本当に早かったですね」
事故が変えた息子の人生。康至くんの両親は、見通せない将来に不安を募らせています。
母・早希さん
「もっともっと、この先何十年っていうことを考えていくと、やっぱりまだ仕事に復帰、社会復帰できてない、夫婦ともにできてないっていうところでの不安。今後がとても不安ではあります
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引用元: ・生後8か月の時に給食のリンゴをのどに詰まらせ…意識不明のまま迎えた2歳の誕生日 24時間付きっきりで看護する家族の今 [バイト歴50年★]
可哀想に
質問があります
意識不明中は何を考えてるのでしょうか
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