◆アリス・グオという名前も虚偽、実際には「中国生まれの中国人」だった
一連の調査により、さらにとんでもない事実が明らかになった。グオ氏の出自から、経歴などがうそだらけであることが
分かったのである。公聴会に召喚されたグオ氏は、来歴などさまざまな質問に答えるはずだったが、その回答は「本当は自分の出生地は知らない」
「出生届は17歳の時に提出された」「子ども時代の記憶がない」「学校は行かずホームスクールで学んだ」など、支離滅裂で
ひどいものであった。さらに、父親はフィリピン人だと言っていたにもかかわらず、実際は中国人だったことも明らかになった。
それだけではない。アリス・グオという名前も、実は本名ではなかった。彼女の実名は「Guo Hua Ping(グオ・フア・ピン)」であり、
フィリピン生まれと主張していたが、実際には中国生まれの中国人。13歳の時に、中国人家族と一緒に中国の福建省からフィリピンに
移住していた。
さらに、アリス・グオという名前でグオ氏が登録していた誕生日などと一致するフィリピン人女性の存在が書類で発見されている。
グオ氏は本物のアリス・グオになりすましていたのだ。かつ本物のアリス・グオは行方不明になっているという。
ちなみにグオ氏の中国時代の書類の生年月日は全く異なるものだった。
◆市長当選も、果たして「正当なもの」だったのか
議会の捜査ではさらに、グオ氏がフィリピン政府に入り込み、中国がフィリピンの政治に影響力を持つために訓練された「スパイ」
の可能性があると指摘されている。その過程で、オンラインカジノを隠れみのに、数々の犯罪にも手を染めていたというわけだ。
捜査が進展する中で、グオ氏は市長職を停止された。すると彼女は5月から行方不明になり、海外に高跳びした。現地の報道によれば、
フィリピンからマレーシアに飛行機で移動し、そこからまたシンガポールに飛んで、1カ月ほどシンガポールで過ごしていたという。
そこからフェリーでインドネシアに逃げていたところを発見され、逮捕された。逮捕容疑は、POGO企業での人身売買に関与したこと
だった。
中国スパイがフィリピン市長になり、金を稼いで、さらに政界での影響力を広げていくーーグオ氏はそういう筋書きで活動をしていたと
指摘されている。そもそも、市長になった際の投票すら正当なものだったのかは分からない。金をばらまいていた可能性もある。
これからそうした工作の全てが明らかにされるだろう。
◆世界中を静かに侵略する「中国スパイ活動」
ー中略ー
オーストラリアでは2018年に『サイレント・インベージョン ~オーストラリアにおける中国の影響~』という書籍が出版され、
中国政府がスパイなどを使ってオーストラリアの政界へ影響力を高めようとしている実態が明らかにされている。まさに水面下で
「サイレント・インベージョン(静かなる侵略)」が進められていた。
例えば、当時オーストラリアでは、車販売で成功していたメルボルン市の中国系ビジネスマンが中国人スパイから政界進出を
持ちかけられ断り、遺体となって発見される事件が起きるなど物騒な話も話題となった。
アメリカでは9月3日に、ニューヨーク州のキャシー・ホークル知事の補佐官を務めていた中国系アメリカ人のリンダ・サン被告が
起訴されて大騒動になっている。サン被告は、知事の情報を中国側に提供したり、知事に中国寄りのアドバイスなどをしたりすることで
影響を与えており、例えば、中国と対立する台湾の高官がニューヨークに訪問するのを妨害したり、州の発表から新疆(しんきょう)
ウイグル地区にからむ記述を削除するなどしていた。
そして中国のための工作の見返りとして、多額の金銭を受け取っていたという。金銭を隠すために、家族を巻き込んで不動産を買うなど
マネーロンダリングも行っていたと言及されている。
◆日本にとっても他人事ではない
ー後略ー
山田 敏弘
全文はソースから
AllAbout 9/6(金) 20:40配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/3181e174a5c67d5ee484a7bd6884e94e9f0b39a1
引用元: ・【日本にとっても他人事ではない】 「中共スパイ」の脅威。フィリピン元市長の「なりすまし事件」から考える [9/7] [仮面ウニダー★]
おまえのなかではそうなんだろう
おまえのなかではな
おまえのなかではそうなんだろう
実際には中韓混ざってるぞw
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