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例えば今でも使う「ガッツポーズ」。あれはガッツ石松から。ガッツが勝利して拳を上げて喜んだ。これを見たマスコミが「ガッツポーズ」と叫んだ。以来こんにちまで使用多し。「ピース」。今でも写真を撮る時はVサインのように「ピース」(平和)。井上順がカメラのCMでニコニコと初めてピースをみせて広まった。それ以前はどうやって撮ってたんだろう。
「最初はグー、ジャンケンポン」。『8時だョ!全員集合』の中でジャンケンシーンがあり、ジャンケンの呼吸を合わせるため、志村けんが「最初はグー」と整えた。多分桂三枝(文枝)といわれているのが「ジャンケンポン、あっちむいてホイ」。これを萩本欽一が『スター誕生!』で披露したら一気に広まった。
今回の五輪で大ブレイクした「ブレイキン」。あんなものとうの昔に風見しんごが『涙のtake a chance』で若者を熱狂させている。
「初の言葉。言いまわし」で多いのはとんねるず。代表的な「ツーショット」やら「大ドンデン返し」。若者達にピタリとはまっていった。明石家さんまの「バツイチ」。92年大竹しのぶと離婚。会見をしなけりゃいけないあの日、我々はCX(フジテレビ)のスタジオにいて、さんま、私、松村邦洋らで特番を撮っていた。途中「ちょっと行ってきますわ」とおでこに×を小さく書いてCX内の記者会見会場へ。少ししてスタジオに戻ってきたので「どうでした?」「あかんかったわ」とうなだれた。この日から「バツイチ」が歩き出した。
ご存知の通り「マイブーム」「ゆるキャラ」はみうらじゅん。
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引用元: ・最初に使ったのは誰?「ガッツポーズ」「ピース」「最初はグー」「バツイチ」「ツーショット」「○○的には」おなじみの言葉のはじまり [muffin★]
松本人志
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