自身もHPVワクチンを接種した産婦人科医の柴田綾子先生に、ワクチンで子宮頸がんを予防する方法を伺いました。ぜひ、皆さんの娘世代に伝えてあげてください。
日本女性は子宮頸がんにかかる人も、亡くなる人も減っていません。1年間に約1万人の女性がかかり、約2900人の女性が亡くなっているのです。
35歳以降から更年期世代が最も罹患率が高い年代で、OurAge世代が気をつけなければならない女性のがんのひとつ。それだけでなく、妊娠・出産世代の20代、30代の子宮頸がんは1990年と2015年を比べると約1.5倍に増えていて、今も増え続けています。
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特に今、情報を伝えたいのが、10代、20代の娘を持つ女性です。子宮頸がんは、がんの中では珍しくワクチンで予防できるがんです。全国の自治体では、HPVワクチンの定期接種(無料接種)の対象となる人(小学校6年生から高校1年生の女性)には、予診票などを個別に送付しています。
「子宮頸がん検診は、がんの早期発見と早期治療を目的に行われるもので、がんの発症を防ぐことはできません。子宮頸がんの発症を防ぐには、やはりHPVワクチンを接種することが大切です」
しかしながら子宮頸がんの中には、ワクチンでは防げないウイルスタイプによるものもあります。「ですからワクチンだけでも不十分で、検診と組み合わせることが必要です。子宮頸がんを予防するには、ワクチンと検診は車の両輪。どちらも大切なのです」
万が一、子宮頸がんにかかったとしても、子宮頸がん検診で早期発見すれば子宮は残せて、妊娠・出産も可能といわれています。しかし、将来、早産や流産などのリスクがあることはあまり知られていません。
「がん検診で子宮頸がんが見つかったら、手術が必要です。超早期発見で、前がん病変(異形成)やごく初期の子宮頸がんで発見できたとしても、細胞の変化した部分を切り取る子宮頸部の円錐切除術を行うことになります。この円錐切除術を行った場合、将来、妊娠・出産をする際に、早産や流産などが起こる可能性が高まります。
また、子宮頸がん検査は100%ではなく、がんや異形成を見逃してしまう可能性もあります。ですから、HPVワクチン接種で予防することも大事なのです」
子宮頸がんは若い世代の女性に多いがんです。偏見や遊んでいるという間違ったイメージから、子宮頸がんを公表できず、医療機関に相談できない人もいます。
「セックスをたくさんしている人が感染する」「特定のパートナーとだけ性交渉をするので感染しない」ということはありません。
「子宮頸がんは、子宮の入り口の子宮頸部にできるがんです。原因は、性交渉によってHPV(ヒトパピローマウイルス)に持続的に感染することです。HPVは決して珍しいウイルスではなく、多くの女性と男性が一生に一度は感染するといわれる、ごくありふれたウイルスです。性交渉の経験がある人の80%は、知らないうちにHPVにかかったり、治ったりしています」
通常はウイルスに感染しても、異物を排除する免疫機能によって自然に排除されるのですが、約10%の人は排除されずに、長期間感染が続く場合があり、ウイルスに感染した子宮の入り口の細胞ががん化することがあります。なぜ持続的に感染する人と、自然に排除できる人がいるのかはわかっていません。
10代で初めての性交渉を経験してHPVに感染した場合、異形成やがんが見つかり出すのは20代になった頃から。そして30代、40代でかなり増えていきます。
就労や結婚、出産、子育てなど、女性にとって大きなライフイベントを迎える時期にかかることもあり、女性の人生に大きな影響を与える可能性があるのが子宮頸がんなのです。
過去に一度でも性交渉の経験がある人ならば、誰もが感染するリスクがあります。たとえ一人としかセックスをしたことがなくても、その人が過去にほかの人と性交渉をして、感染している可能性はないとは言えません。
「45歳までは接種の効果が報告されていますので、新しいパートナーができる人は、ぜひ前向きに考えてみていいでしょう。私もHPVワクチンを接種しています。仮に45歳を過ぎてもHPVワクチン接種は可能です。
言ってる事おかしくね?一度でもヤバいなら回数こなせばよりヤバいだろ
たくさんやれば感染しやすいに決まってんじゃんw
HIVだって感染力は高くはないと言われてるけど
感染る時は感染る
可能性の有無の話と確率論をごっちゃにしてる
世の中にはこの手の詭弁を使ってくる奴が多いから気をつけろ
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