北朝鮮当局はカラオケ機器を備えたレストランを「操り人形的で資本主義の温床」だとして閉鎖している。
米国議会から資金提供を受けているメディア「ラジオ・フリー・アジア」が27日、報じた。 当局は、カラオケを韓国からの文化侵略の一部であると考えているようだ。
北朝鮮北西部の住民は匿名を条件に「当局は、カラオケ機器で歌いながら食事をすることは
『腐った西洋文化と傀儡文化の表現』だと指摘した。食べ物や酒、パーティーを提供するレストランは『資本主義の温床』で、
このカテゴリーに該当するレストランは今月中に閉店しなければならないとのことです」と語った。
このニュースはレストランのオーナーと一般の人々を同様に驚かせた。
北朝鮮のレストランに設置されたカラオケ機器には北朝鮮の歌しか入っておらず、韓国や西洋の曲は入っていないからだ。
さらに、韓国の音楽を聴いたり、映画やテレビ番組を見たりすることが禁止されているため、
「人々が一緒に出掛かけて歌うことは、許される数少ない娯楽の一つだと。
しかし今では、一緒に愛国歌を歌うために外出することさえできない」と住民は述べた。
住民によると、禁止の理由は、政府の建設工事に無償労働として動員された住民が
仕事をサボってカラオケ店に行った事件に関係しているという。
「住民の中には、人間の生活には歌や踊りがあると言って抗議する人もいる。
北朝鮮の歌を歌うことは『傀儡文化』に該当するのか?」(同)
また、北東部にあるレストランは突然の規則変更に衝撃を受けている。
別の匿名の住民は「音楽再生機は、今日ではほとんどのレストランにとって客を引き付けるために必需品であり、
レストラン側は突然の通知に驚いている。最近、党はあれやこれやとあらゆるものを反社会主義的だと決めつけている。
当局は、音楽機器の使用自体が傀儡文化の一部であり、人々の思想や精神を麻痺させる危険な毒物だと言っている。
彼らは、われわれは世界で最も優れ、最も強力な社会主義体制の下で暮らしていると主張している。
だが、もしそうだとしたら、なぜ彼らはすべてをブロックするほど恐れているのか?」と話している。
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引用元: ・北朝鮮がカラオケを「腐った資本主義文化の臭いがする」として禁止 [114497724]
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